ブラウンアイドクレーズビーズ(パキスタン産)
2018年 04月 19日
おはようございますっ! すぐるちゃんです!!
本日は少し変わった色合いのアイドクレーズ。
『ブラウンアイドクレーズ』のビーズをご紹介です!
アイドクレーズといえば皆様、どんな色合いを想像されるでしょうか?
そうっ、ペリドットが少しミルキーになったような、鮮やかな黄緑の個体がよく出回っています。
それらの個体は『クロム(Cr)』を含むことでその色が表出します。
ですが、アイドクレーズは実に多彩な色合いをもった石です。
例えばマンガンを含むとピンクトルマリンにも似た色を示します。もっとも、ピンクのアイドクレーズを見かける機会は滅多にありません。それもまたもし見つけたら紹介致しますが、
本日紹介するのは、褐色味を帯びたグリーン(ブラウンアイドクレーズと呼ぶことにします)。通常の個体とはかけ離れた色合いです。どのような感じかといいますと、、、
★ブラウンアイドクレーズ(パキスタン産) 1,200円+税★
分かりますか!?少し茶色と深い緑がぼんやりと斑状になった個体もあります。
一見するとコーネルピンやモルダバイトのようなこの色は、『鉄』と『チタン』を含むことによるもの。アイドクレーズへの印象が一変することでしょう。
★ブラウンアイドクレーズ7ミリビーズ(パキスタン産) 1,200円+税★
★ブラウンアイドクレーズ7ミリビーズ(パキスタン産) 1,200円+税★
ご覧のように徐々に緑にグラデーションになった個体もあります。
『茶×緑』は他にない色合い。本当に貴重です。
★ブラウンアイドクレーズ7ミリビーズ(パキスタン産) 1,200円+税★
ちなみにアイドクレーズはもう1つ名前をもった石。
宝石学的にはアイドクレーズが一般的ですが、鉱物学の世界では『ベスブ石』『ベスビアナイト』が一般的です。
ベスビアナイトという名前は初めてこの石が発見されたのがイタリアのベスビアス火山であった事に因るものですが、この呼び名は、1795年に登録された非常に歴史がある呼び名です。だから覚えてあげてほしいのです(笑)
一方でアイドクレーズという名前を名付けたのはアウイナイトの名付け親として有名なアウイ。
当時グリーンガーネットと同時に産出し、非常に紛らわしかったことからギリシャ語の『見かけ』と『混じる』という意味から名付けられたそうです。
アイドクレーズの硬度は6~7。貴重な色合いを長く楽しめる、安定の硬さ。
是非とも手に入れてくださいませ!
ではでは本日はここまで~!
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by stonebuyer
| 2018-04-19 09:00
| 入荷情報 (ビーズ・ブレス)