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【おしもり】アンモライトとアンモナイトってどう違うの?

おはようございますっ!MORiKO★です!

今日は水曜日。
今年初の「おしえてMORiKO★!」のコーナーですね~!

今日の質問はIさんよりいただきました。

Q.アンモライトとアンモナイトってどう違うの?

アンモナイトは化石の入門として、とっても有名な生物ですよね!
この名前を知らない人はほとんどいないのではないでしょうか。

一方アンモライトはそれほど認知度が高くないので、まだまだ知らない人が多いと思います。

名前を比べると「ラ」と「ナ」が違うだけでそっくり。
これが余計いにややこしいですね~ ><

ブログのように活字で見てしまうと、同じに見えてしまいます。
アンモナイト アンモライト

という訳で、ここからはアンモナイトを青アンモライトを赤の字に変えて読みやすくすることにしますね!!!

まずはアンモナイトがどういった生き物なのかからご説明いたします!

アンモナイトは約4億年前から6600万年前までに地球の海に生息していた生物です。
恐竜が絶滅したのと同じくらいの時期に絶滅した生物なんですね。
アンモナイトの化石と言えば、↓の写真のように渦巻き状のものを思い浮かべると思いますが、これはアンモナイトの全体像ではなく、硬い殻だけ。本体はイカやタコのような生き物で、この部分は柔らかいため化石にはならなかったのです。

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アンモナイト化石(ドイツ産)Orthosphinctes sp.★

一体どんな本体だったのでしょうか?
想像図を描いてみました。
アンモナイトの化石だけ見ていると、サザエやカタツムリのように本体も渦巻き状になっているような気がしますよね?
しかし、この殻の中は仕切りがあって塞がれています。本体は入り口付近の空洞に入っているタコのような感じだったんですね~!
これが死んでしまうと、中の柔らかい部分はすぐに腐ってなくなってしまいます。
硬い殻は長い年月をかけて化石へと変化していったんですね~!

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アンモナイトがどういう生き物なのか、ちょっとはイメージが沸いたでしょうか???

そして次に「アンモライト」を説明させていただきます。

アンモライトアンモナイトの化石が長い年月をかけて宝石の様に美しく虹色に輝くようになったものです。
化石なのですが、宝石の1つなんです。

全体が分かる標本はうん百万円もする大変高価なものなので、見たことはあっても仕入れる事はできません><
この値段でただの化石ではないという事が分かりますね~!

アンモライトの一部なら仕入れた事がありますが、これでも結構なお値段がします。
赤、オレンジ、黄、緑、青、藍、紫など、虹の7色はどの色も持っています。
これが本当に化石なの???
と思うほど。

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アンモライト原石★

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アンモライト原石★

そしてアンモライトのほとんどはペンダントなどのジュエリーになります。
綺麗ですね~!

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★アンモライトペンダント★

これがどこでも採れるかというと、そうではありません。
アンモライトはカナダのアルバータ州南部の、ロッキー山脈の東側の斜面でだけ採れるものなのです。
地図をご覧になれば分かるとおり、アメリカとの国境近くなのでアメリカにもアンモライトはあるようです。どちらのしても地図の★印周辺のごく限られたエリアでしか採れないのですね~!

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どうですかぁ~。
アンモライト
とっても魅力的な宝石ですよね。
MORiKO★も1つ原石を持っていますが、いつか完全なる形のアンモライトも欲しいっ!
何百万円もするので宝くじが当たるまでお預けですね~笑

アンモナイトアンモライトについてお分かりいただけたでしょうか?
きっとここまではすんなり理解していただけると思います。

そしてここからみなさんがモヤモヤしているところに切り込んでいきます。

アンモナイトの化石の中でも、カナダ以外の場所で採れるものに虹色の光を持つものがあるんです。
それがマダガスカルのアンモナイト
殻の表面を磨くと虹色に光を反射する部分が現れます。

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アンモナイト化石(ポリッシュ)(マダガスカル産)★

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アンモナイト化石(ポリッシュ)(マダガスカル産)★

綺麗ですね~!
アンモライトとまではいきませんが、美しい虹色になっています。

これも「アンモライト」と呼ぶことができるのでしょうか???

答えはダメ~×× です。

アンモライトはロッキー山脈の東側の斜面で採れるアンモナイトの化石の中で、鮮やかな色を持つものだけに対しての名前なので、マダガスカルの化石にはアンモライトとは呼べないんですね~!

どうですか?すっきりされた方も多いのではないでしょうか?

アンモライトって、とても素敵な響きの名前ですけど、あまりにもアンモナイトと似ているので勘違いが起きそうですよね~!

最後にアンモライトではないのですが、こういったアンモナイトの化石もありますよという事で、パイライト化したアンモナイトの化石をお見せいたします。

かっこいいですね~!!!

これは長い年月をかけて殻がパイライトに置換されていったものなんですね~!
素敵ですね~♪♪♪

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★アンモナイトパイライト化石(ドイツ産)★

1年でも相当長いのに、人の一生なんて長くても100年なのに、江戸時代が始まったのも400年前なのに、6600年前ではなく、1万年が6600回分の6600万年前に絶滅した生き物の殻がこうして残っているということにロマンを感じます。

1万年後も人間っているのでしょうか?

さすがに6600万年後は人間はいないでしょうね~!!!


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by stonebuyer | 2017-01-04 09:00 | おしえてMORiKO★!