ツァボライト ビーズ&ブレス(タンザニア産)
2017年 12月 17日
おはようございますっ!! すぐるちゃんです!!
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本日は予告しておりました『ツァボライト(グリーンガーネット)』をご紹介致します!
ガーネットは実は1つの鉱物を指す名前ではなくグループ名で、現在知られているだけで大きく6つの成分が異なる種類があります。
簡潔にその6つを紹介していくと
①アルマンディンガーネット(鉄礬柘榴石)
…最も良く出回っている深紅のガーネット。鉄とアルミニウムを成 分に含む。
②アンドラダイトガーネット(灰鉄柘榴石)
…黄色のトパゾライトや黒色のメラナイト等が有名。カルシウムと鉄を成分に含む。
③グロッシュラーガーネット(灰礬柘榴石)
…オレンジガーネット(ヘソナイト)が有名。カルシウムとアルミニウムを成分に含む。
④スペサルティンガーネット(満礬柘榴石)
…サンストーンのような赤みを帯びたオレンジが特徴。マンガンとアルミニウムを成分に含む。
⑤パイロープガーネット(苦礬柘榴石)
…①のアルマンディンよりさらに赤黒い色を示す。①との中間にあたる性質のものはご存知『ロードライトガーネット』と呼ばれる。マグネシウムとアルミニウムを成分に含む。
⑥ハイドログロッシュラーガーネット(加水柘榴石)
…グロッシュラーの成分に水酸基OHを含み、唯一半透明からマットな表情を見せる。翡翠やコモンオパール等の質感に似る。
といったように訳の分からないくらいに名前をたくさん持っています。その中でもツァボライトは③のグロッシュラーガーネットに分類されます。
比較的発見が新しく1967年のこと、ケニアとタンザニアの間にあるツァボ公園で採れた事からツァボライトという名前になりました。まずはビーズから。
いかがでしょうか…ペリドットやアイドクレーズに比べて、ぐっと濃い緑に見えます。そうはいってもモルダバイトやグリーントルマリンのように深すぎない。ツァボライトの色味は他と棲み分けができてて良いですね~!
ツァボライトのこの色味は…バナジウムによるもの。ちょっと待って!タンザニアで採れてバナジウムが発色の原因となる石っていったらタンザナイトがあるじゃないですか!どおりでなんだか雰囲気が似ているような…
こんなところで共通点があったのですね~!
ツァボライトはとりわけ小さな結晶でしか発見されないので、7ミリでもとてつもなく大玉なのです。例えるならブルートパーズの14ミリ玉くらいのレア度?というとトパーズファンの方に怒られそうですが(笑)、
とにかく市場で見当たらない。あっても4ミリか6ミリがいいとこなので、この7ミリ是非とも手に入れていただきたい!
ブレスでも一連回してみました!
当然原石の大きさギリギリでビーズを生成しようとしますから、通常ツァボライトはあんまり透明度が高くない部分が紛れ込んでいる事かが多いです。寧ろクリソプレーズや翡翠に似た質感が多いのですが、今回は透明度が高いもので回しています。
ガーネットが嬉しいのはヤスリに使われた歴史もあるほど硬度が高いこと。グロッシュラーガーネットも水晶とほぼ同じ6.5~7になります。
また2日後、今度はアレを紹介しますよ~!
マツコの知らない世界で紹介されていたものでまだブログに挙げていないのは、、、そうっ!アレです!
では本日ここまで~!
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by stonebuyer
| 2017-12-17 09:00
| 入荷情報 (ビーズ・ブレス)