パライバトルマリン ルース(モザンビーク産)
2017年 12月 19日
おはようございますっ!!すぐるちゃんです!!
ようやくこの石を紹介できます。
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ようやくこの石を紹介できます。
本当に手に入らなくて、どうしたものかと考えあぐねていたわけですが、
灯台下暗し。誠実サルオさんが「パライバ?ルースならあるよ!!」と教えてくださりました!!
と意外や意外、こんなに近くに眠っていたのですね~!!
というわけでネオンブルーの王様、パライバトルマリンをご紹介致します!!
パライバトルマリンが初めて発見されたのは1989年の事。ブラジルはパライバ州で産出しました。
鮮やかな水色をしたトルマリンは人々に驚きの目を持って迎えられました。しかしながらパライバ州ではその輝きによる需要過多であっという間に鉱山がほぼ枯渇状態になってしまいます。
その代わりに台頭してきたのがナイジェリア。
ですがここも2005年には閉山に追い込まれます。
そして今パライバの主要産地であるのがこのモザンビークというアフリカの国のもの。パライバのものに比べて明るめの色をしているのが大きな特徴です。
エメラルドやおととい紹介したツァボライトから想定するに、クロム(Cr)やバナジウム(V)がその発色原因となりそうなものですが、実はこのネオンブルーは銅(Cu)によるもの。
実際にルースを見てみると、、、
★パライバトルマリン カボション ルース(1.83ct)(モザンビーク産) 80,000円+税★
数多のグリーンフローライトに囲まれてもこの圧倒的存在感。。。
皆様はこんな言葉を知っていますか?「瑠璃(るり)も玻璃(はり)も照らせば光る」
そう!良くカルタの『る』の札に使われる言葉なのですが、
瑠璃というのは青色の宝石の事。瑠璃色の海などと良く表現されますね!玻璃は水晶の事。
この「パライバトルマリン」のように、すぐれたもの光に当てると多くのものに混じっていても、いつも同じように美しく輝きます。
転じて、優れた才能や素質がある者は、どのような集団に紛れても、どのような状況であっても活躍できる様を指した言葉なんですね~!
個性を持つことの大切さ・失敗を恐れずに挑戦していく大切さをこのパライバが教えてくれている気がしてこんな撮り方をしました。
といいましてもグリーンフローライトも限りある鉱物ですから決して脇役ではありませんからね!
★パライバトルマリン カボション ルース(1.83ct)(モザンビーク産) 80,000円+税★
もっともっと寄ってみましたよ!
本来は少ない方が価値が高まるはずの微細なクラックやインクルージョンがあるおかげで逆に輝きを放っています。
このルースを見たとき、アナタは何を思い浮かべますか!?
すぐるちゃんはセブ島の澄んだ海で泳ぎながら海底を覗いているようなそんな感覚になりました。
せわしない日常を忘れて鉱物から楽園を感じることができるなんて、、、いつかこの石をもって海外を冒険したいものです。
★パライバトルマリン カボション ルース(1.83ct)(モザンビーク産) 80,000円+税★
こうして光を当ててみると更に透明感が際立ちますね!定規で大きさを測ってみると。。。
★パライバトルマリン カボション ルース(1.83ct)(モザンビーク産) 80,000円+税★
大きさは縦9mm程しかないのだけれども、この9mmがパライバ界ではかなりの大物。
ダイヤモンドで想像してみれば分かりやすいかもしれかいですが、よく給料○ヶ月分といってやっとの思いでプレゼントする大きさで0.5ctや1ct。
そのダイヤモンドよりも高価と言われるこの石が1.83ctという大きさで君臨している事がもう既に奇跡。
ここだけの話ですが、このパライバ決して最近入荷したものではありません。まだ人気に火がつく前に仕入れたものでしたのでこの大きさでもこの価格を実現しています。
またカットを入れずオーバルという形だからこそ、海を眺めているような、原石本来の輝きを放ちます。
★パライバトルマリン カボション ルース(1.83ct)(モザンビーク産) 80,000円+税★
今回はルースケースに入れて
そのまま飾っておくだけでも十分すぎる輝きです!
もしワイヤーワークやレジンが得意でしたら更に幅が広がるかもしれません!
では本日ここまで~!!
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by stonebuyer
| 2017-12-19 09:00
| 入荷情報 (原石)