糸魚川産翡翠のビーズとブレス
2018年 07月 20日
おはようございます。
サルオです。
糸魚川翡翠とは、新潟県糸魚川市で産出される国産の翡翠(ひすい)を指して呼ばれています。
しかし、実は翡翠はその認定が非常に難しい鉱物なのです。
理由は2つございます。
①岩石全体に翡翠の成分が含まれているとは限らないこと
翡翠は潜晶質といって目に見えないほどの細かな結晶の集合体です。
すなわち他の鉱物とも一緒に凝固していることが多く、蛇紋岩・アルビタイト等の混同する鉱物の成分が多いと「翡翠」と呼べなくなってしまいます。
②きつね石と呼ばれる似ている鉱物達が多く存在していること
翡翠は素人眼には本当に翡翠なのかを判別することは出来ません。
角がとれておらず、叩いた時に高い音が鳴るなど色々な見分け方がありますが、やはり国内の鑑別機関に成分分析を依頼し、きちんと翡翠であるという証拠が必要になります。
(ロディン岩、オンファス輝石と呼ばれる石は特に翡翠に似ています)
そこで当社では自ら糸魚川に足を運び確かな原石を正規のルートで確保致しました。
本来翡翠は天然記念物であるためさ採取は出来ません。
そのため、小滝川付近の土地から産出している、個人所有されている方から購入をさせて頂いております。
購入した糸魚川産の翡翠原石をすぐに鑑別機関で成分分析、サンプリングをし、確実に翡翠であると判明した岩石のみを加工してビーズにしております。
そのため、どこよりも安全に糸魚川翡翠を手に入れて頂けます。
翡翠の特徴
・翡翠の主成分はケイ素、酸素、アルミニウム、ナトリウム等。他にマグネシウム、カルシウム、鉄、チタン等が含まれる場合もあります。
・主に造山帯で発見される鉱物で、造山運動に伴う圧力(1万気圧程度)が集中してかかった場所に形成されます。
高圧を受けたため非常に構造は緻密です。
・特徴的な緑色はクロム(Cr)を含むことで発色しております。
そして今回ビーズに加工した原石がこちらです。

それでは完成した翡翠の商品を紹介させて頂きます。
ビーズは色味の濃淡がございます。
オンラインショップよりお求めの場合、備考欄に色味の希望をご記入頂ければ出来る限りご希望に沿う形にしたいと考えております。







以上がビーズの取り扱いになります。
以下ブレスレットを紹介させて頂きます。


糸魚川への原石の買い付けはそのまま原石を持って帰れるように車で行ってきました。
島根から新潟県糸魚川市まで約700km、所要時間8時間の長旅でした。
当社からも3名で行きましたので、車の運転は交代しながら進んだので思ったよりも遠さは感じませんでした。
原石を買い付ける以外でも色々見てきた中で驚いたのが翡翠の産地である小滝川が白濁していたこと。

白濁している小滝川
この撮影したところから数キロ上流に有名な「ひすい峡」があります。
あとで調べて分かった事ですが、川の水に侵食されたひすい峡付近の岩石の成分が溶け出して水の色を白濁させているようです。
白濁させている成分は主に蛇紋岩などの鉱物とのことで、この鉱物は翡翠にもよく含まれているものですので、翡翠の産地ならではのことなんだなと感心しました。

また、糸魚川市に住む人にとって翡翠はとても身近な存在なんだと感じました。
夜着いたときに行ったご飯やさん(魚が最高においしかったです)や、飲み行ったバーなど、翡翠を買い付けにきたというと皆「my翡翠」を自慢げ見せてこられます。
出雲地方にとって勾玉もそんな身近な存在になるようにしたいなぁと思ってしまいました。
本日もご覧頂きありがとうございました。
バイヤー三銃士ブログもよろしくお願いします。


by stonebuyer
| 2018-07-20 09:00
| 入荷情報 (ビーズ・ブレス)
























