古美的な美しさを持つ石
2018年 10月 15日
おはようございます。
サルオです。
正直に言いますと、この鉱物に対しての知識をあまり持っていません。
このブログを書くにあたってよく参考にしている本にもブロンザイトのことについての記載は何もございません。
そういう意味では珍しい(マニアック?)な石なのかもしれません。
というとこで、早速写真にてご紹介させて頂きます。
ブロンザイトの和名は、古銅輝石です。
つまり輝石グループの鉱物です。
輝石グループの鉱物といえば有名なのが、「ひすい輝石」や「クンツァイト(リチア輝石)」です。
ちなみに「ロードナイト(バラ輝石)」は「輝石」の名前が付いているのに純粋な輝石グループの鉱物ではないという不思議な鉱物です。
ブロンザイトはマグネシウムと鉄を含む珪酸鉱物です。
マグネシウム成分の多いものを頑火輝石(エンスタタイト)と言い、その中でも鉄成分が多いものが古銅輝石(ブロンザイト)になります。
見た目の色はブロンズ色で、ややメタリックな輝きを持っています。
ブロンズ+アイト(ite)で「ブロンザイト」とは中々ひねりのない名前ですね。
アイトは鉱物の名称を付けるときの語尾に付けられる名称です。
ちなみに、ブロンザイトの鉄分がさらに増えるとハイパースシーンになります。
ハイパースシーンはブロンザイトに比べると黒い色をしているので、鉄分が色味を濃くする要因になっております。
本日も最後までご覧頂きありがとうございました。
by stonebuyer
| 2018-10-15 09:00
| 入荷情報 (ビーズ・ブレス)