(30ミリ初!)グリーンアベンチュリン勾玉
2018年 10月 20日
おはようございますっ!! すぐるちゃんです!!
★グリーンアベンチュリン 30ミリ 勾玉 9,000円+税★
勾玉7週連続企画もいよいよ4週目。。。
折り返し地点にきてしまったわけですがここからどんどん胸熱な
勾玉が出て行きますから、最後まで楽しんでいってくださいませ。
ということで今週は「グリーンアベンチュリン勾玉」
アベンチュリンは略称のごとくこの緑の石に対して使われてしまっていますが、
実際はキラキラと輝く効果「アベンチュレッセンス」の事を指しています。
「ラブラドレッセンス」とか「シラー」とか、「キャッツアイ」みたいな感じと同じような
効果に対する言葉なのですね!!
ではこの鉱物はいったいなんぞやという話になってきます。
アベンチュリンは、アベンチュリンという鉱物でしょ、、、というのは危うい知識です。
○○に○○が入ることで、キラキラと輝く。それがアベンチュリンという名前で呼ばれるようになった。
ここまで言えるようになってほしい。
とはいえまずは、ガヤガヤ言わずに現物を見ていただきましょう!
★グリーンアベンチュリン 30ミリ 勾玉 9,000円+税★
※個体差が少ないので今回番号を設けておりません。
写真に近しい個体をお送りします※
穏やかで優しい色合いの緑。
この色合いを見て刺身コンニャクみたいと言ってくるバイヤーがいましたので、
「そんなものと一緒にしないで!!」と諌めようと思ったのですが、
それはそれでからし味噌を付けたくなってきました。
(すぐるは、まんまと術中にはまっています☆)
アベンチュリンという言葉は、イタリア語の「a ventura(偶然に)」からきています。
かつてあるガラス工房で職人の不手際によって偶然キラキラと輝くガラスを作ってしまったのだとか。
そのキラキラが天然石でもみられるという事で、この名前が光の効果にも使用されるようになりました。
そのためアベンチュリン自体は実にいろいろな石に発生します
トパーズやべリル系にも現れたりするのですね。
シャイニングアクアマリンと呼ばれる個体には、このアベンチュリンに似た効果が発生していると
みてよいでしょう。
そんなアベンチュリンの中でも、ひと際グリーンの鮮やかなこの個体は
「クォーツァイト(珪岩)」の中に「フックサイト」が入り
緑に発色しているものを指します。
ご存知の方も多いかと思いますが、「インド」で発見された原石ですね☆
フックサイトは「白雲母」がクロムを含んで緑に発色しているものを指します。
それなら緑雲母にしてほしいといいたいところですが、なぜか白雲母の亜種のような位置づけになります。
ルチルでも針がもりっもりに入ると、元の水晶の色合いが分からないくらいに内包物の色合いが全体を占めてきます。
グリーンアベンチュリンも同様で、もともとのクォーツァイトは白ないし半透明をしていますが、そこにフックサイトが
びっしりと入ることで緑に見えています。
近くで視ると、全体が緑なのではなく、点々とした緑の雲母の集合体であることが分かるかと思います。
本来のアベンチュレッセンスが見えないくらいフックサイトに富む原石を使用して
勾玉を作っていますので、名前を考えるとおかしな感じではあるのですが、
そのおかげでとっても深い色合いになっています。
アベンチュリンの意味「感情を和らげる、柔軟な思考を与える」にふさわしい、森林のような色合い。
かといって同じ緑系の青めのうやマラカイト、青石に比べると明るいので併せ易いのではないかと思います。
30ミリのずっしりとした重み、印象を是非体感してほしいっ☆
ちょこっとネタバレなのですが、来週からは少し価格的にもリッチな勾玉を出していきます。
その前に、リーズナブルなアベンチュリンは30ミリデビューしやすいですよ~
★グリーンアベンチュリン 30ミリ 勾玉 9,000円+税★
※個体差が少ないので今回番号を設けておりません。
写真に近しい個体をお送りします※
透け感がないようで実は、光を優しく吸収するアベンチュリン。
ボタニカルな服装をされるときは是非胸元にワンポイントいかがでしょうか。
ということで、第4週目は「グリーンアベンチュリンの30ミリ勾玉」でした!
ぜひ手に入れてくださいませませ~!!
あと3週ですが後半はですね、、、20ミリ以下も出していきます。
どんな石かといいますと、、、ヒントは5週目と6週目はすごく関連性のある石です。
同じ○○○という石の仲間同士。さてなんでしょうかね~!
ではでは来週お楽しみに~!!
本日ここまで~!
by stonebuyer
| 2018-10-20 09:00
| 入荷情報 (ビーズ・ブレス)