すぐる石放題

stonebuyer.exblog.jp
ブログトップ

ザンビアブラッククォーツ

おはようございます。
サルオです。

本日は昨日に引き続き新石種になります。
その名も「ザンビアブラッククォーツ」です。

現在ザンビアでは資源開発が進められていて新しい鉱物が出てきたそうです。
昨日バライトインアズライトもそうですが、まだまだ僕らの知らない鉱物が地中に眠っていると思うと楽しくなりますね。

d0303974_19282739.jpg
★ザンビアブラッククォーツ8ミリブレスレット 内径16.5cm 23,760円(税込)★

この「ザンビアブラッククォーツ」につて正直に言いますと、まだ不明なことが多い石です。
いや、むしろ不明なことだらけです。

なので、いったんこの新しい石の名前をそのようにさせて頂きましたが、今後変わる可能性があることをご理解頂けますと喜びます。

拡大して見ていきましょう。
d0303974_19283952.jpg
★ザンビアブラッククォーツ8ミリブレスレット 内径16.5cm 23,760円(税込)★

まず最初に断っておきますが、内包物が何かはまだ分かっておりません。
どの本にもこの鉱物が何ということは書いておりませんでした。

そのため、ここで書かれている内容は現時点でのサルオ的(と、すぐるちゃんも)な推測です。

最初に似ているものは何か考えると、一番外見が似ているものはチベッタンクォーツです。
チベッタンクォーツの内包物は石墨(グラファイト)です。
これは、成分が炭素となる鉱物で、鉛筆の芯として活用される鉱物です。

そして、面白いことは、この【成分:C】で表される炭の化石のような石墨という鉱物は、金属光沢を示すということです。
もちろん、金属は含まれていません。

そのため、石墨と同質異像の鉱物である「ダイアモンド」のような強い光沢は持ちませんが、金属らしいギラッとした光沢を持っております。

それでは、ザンビアブラッククォーツの光沢はどうでしょうか。
光りを当ててみました。
d0303974_19284849.jpg
★ザンビアブラッククォーツ8ミリブレスレット 内径16.5cm 23,760円(税込)★

金属光沢のような光り方を見せてくれます。
石墨別名で「黒鉛」ともいい、昔は金属である「鉛(なまり)」を含んでいるといると思われていたそうです。
金属ではないのに金属光沢を持つために勘違いされていたそうです。

ちなみに、この内包物自体に透明感はあるのか?
この疑問に答えを出すために強い光りに透かして撮影してみました。

そのお写真がこちらです。

d0303974_19285292.jpg
★ザンビアブラッククォーツ8ミリブレスレット 内径16.5cm 23,760円(税込)★

透明感はございません。
それゆえに、一番最初の候補として「石墨(グラファイト)」とさせて頂きます。

ここからは10ミリサイズのブレスレットに切り替えて第二案を紹介させて頂きます。

d0303974_19315117.jpg
★ザンビアブラッククォーツ10ミリブレスレット 内径16.5cm 33,480円(税込)★

金属光沢を持つと思われるために金属鉱物から考えてみます。
ひとえに金属を含む鉱物といってしまうと幅が広すぎます。
ほとんど大部分の鉱物は金属を含んでいます。

そのため、簡単に考えて一般的に良く見る「酸化鉱物」の中で考えてみたいと思います。

d0303974_19335158.jpg
★ザンビアブラッククォーツ10ミリブレスレット 内径16.5cm 33,480円(税込)★

代表的な酸化鉱物となると鉄の酸化鉱物である「ヘマタイト」、鉄の水酸化鉱物の「ライモナイト」、デンドリチックの元になっているマンガンの酸化物(水酸化物含む)が可能性のあるところですね。

上の写真と下の写真を見る限り内包物は「もや」のような形で内包しています。
そのため、少なくとも結晶の状態で内包しているわけではなさそうです。

この内包物をルーペで拡大してみると少しキラキラとしている印象はありますが、1個1個の結晶の形をはっきりと見ることは出来ませんでした。そのため、ヘマタイトは可能性が低いのかなと思います。

また、デンドリの場合、水晶が出来てからそのクラックの隙間に後から酸化マンガンの成分が入り込んできますが、そいったようには見えません。

推測ですが、水晶が出来る過程で入ってきているような気がします。
なので、もちろんデンドリチッククォーツではございません。

d0303974_19325672.jpg

★ザンビアブラッククォーツ10ミリブレスレット 内径16.5cm 33,480円(税込)★

やはり、ライモナイト(ゲーサイト・レピドクロサイト含む)である場合、このような内包の仕方を見たことがございません。

そのため、金属の酸化鉱物ではないといいたいのですが、逆に金属のさんか鉱物だったら面白いな!と期待してしまいます。

d0303974_19330239.jpg
★ザンビアブラッククォーツ10ミリブレスレット 内径16.5cm 33,480円(税込)★


続きまして、11ミリサイズのブレスレットを紹介しながら推測させて頂きます。
d0303974_19341766.jpg
★ザンビアブラッククォーツ11ミリブレスレット 内径17.5cm 43,200円(税込)★

他に可能性のある鉱物として雲母があります。
黒い雲母といえばバイオタイトがあります。
内包物がキラキラしていることは既に述べましたが、この「キラキラ」というワードで考えられるのが雲母ではないかと思います。

d0303974_19342230.jpg
★ザンビアブラッククォーツ11ミリブレスレット 内径17.5cm 43,200円(税込)★

雲母は千枚剥がしのように層になって水晶に内包することもありますし、大きな針状に入っている標本も見たことがあります。

そのため、このような「もや」状という思いもしない構造で入る可能性もあるのではないかと推測されます。
d0303974_19342998.jpg
★ザンビアブラッククォーツ11ミリブレスレット 内径17.5cm 43,200円(税込)★

その他考えられることは、トレモライトのような角閃石系の鉱物です。
角閃石といっても広いのですが、これも水晶によく内包されている鉱物の一つです。

有名なところでいうと、弊社で「レッドルチル」と呼ばれているものや「グリーンルチル」と呼ばれているもの、「ホワイトルチル」と呼ばれているものも角閃石系の鉱物が内包されております。
d0303974_19343418.jpg
★ザンビアブラッククォーツ11ミリブレスレット 内径17.5cm 43,200円(税込)★

この鉱物はなんだろう?と考えるのも石の楽しみ方の一つだと思いますし、実際に僕は楽しかったです。

今回、推測といてあげさせて頂いた鉱物は全て今までそういった標本が合ったものを言わせて頂きました。
しかし、もしかしたら今まで水晶に内包された事例のない鉱物が内包されている可能性もあります。

そのため、今後もし詳細が分かりましたら報告させて頂きたいと考えております。

最後までご覧頂きありがとうございました。


by stonebuyer | 2018-12-02 09:00 | 入荷情報 (ビーズ・ブレス)