きめ細かい彫刻が美しい龍置物
2019年 02月 27日
おはようございます。
サルオです。
ラピスラズリで彫刻を作るなんて、、、凄い自信ですね。
もし失敗したら、この綺麗なラピスラズリが台無しになってしまいます。
そのリスクを恐れずに完成させられたこの彫刻は決して手を抜かれたものではございませんよ。
しっかりと繊細なつくりになっておりますので、拡大してみて見ましょう。
歯の一本一本しっかりと彫られており、鱗の一枚一枚しっかりと描かれております。
龍の真ん中付近に斜めに入っている縦の筋はクラックや傷ではなくパイライトが脈のように入っておりますので、写真からは分かりづらいのですが、金属光沢がキラッとしますよ。
ちなみに裏側はどうなっていると思いますか?
見てみましょうか。
雲や波のような彫刻が描かれています。
まるで、鯉が滝を登って龍になったという伝説を表しているようで、このあたりにもこの彫刻のこだわりを感じますね。
そして、色が濃くて色むらの少ないラピスラズリ部分に龍の彫刻を彫り、質のカルサイトなどの白い鉱物が混ざり、質の落ちる部分を背景にしているところも絶妙に計算して作られたことが伺えます。
全体的に細かいぱいらいとが入っていてキラキラしているところも、まるで後光が差しているかのようで神々しいですね。
最後までご覧頂きありがとうございました。
by stonebuyer
| 2019-02-27 09:00
| 入荷情報 (原石)