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(ネット先行販売!)アマゾナイト 勾玉(ロシア産)

(※今回の勾玉を店舗で購入したいお客様。記事中盤に赤字で注意事項を明記しておりますので、
お手数ですが確認、ご一読をお願い申し上げます。)

こんばんはっ! すぐるちゃんです!
本日は新しい勾玉をご紹介!
前回季節にあった新作勾玉を出していくのはなかなかタイミングが合わず難しい…という話をしたかと思います。

はたして今回はうまくいったのでしょうか…


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★アマゾナイト 勾玉 各種(ロシア産)★
オンラインショップにて販売中!

どうですか!?
アマゾナイトのこの青緑☆ミ
本格的な夏前のご紹介、おおむね良きタイミングではないでしょうか!

えっ?もう少し初夏の方が良かったのではないか?
。。。そこはラリマーとヒマラヤもいましたからご愛嬌で
勘弁してください(笑)

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★アマゾナイト 加工用原石(ロシア産)★

上のような原石を送り込み勾玉を作成をしました。
1つのブロックで10kgほどあります。アマゾナイトってこんなに大きな原石が産出するのですね!
とはいえ長石はボロボロと割れやすい性質もありまして。。。加工時割れてしまった個体もいくつもあったと聞いています。熟練した加工職人でも割れてしまう勾玉。
加工に成功した個体の裏に多くの破損が起こっている事知ってもらえると嬉しく思います。


↓ここで注意事項!!↓
店舗での展開は明日からとなります。
また今回配送の関係で
明日の朝一の段階で商品がお披露目できない店舗があります。
(東海・北陸・九州の一部店舗、関東地方は配送の関係で午後~夕方頃の販売開始となります。
詳細はご利用店舗までご確認下さいませ。)

ご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。
送り込み個数が比較的多い勾玉ですので余裕をもって来店をされるか
確実に購入がしたい場合や店舗での欠品を心配される場合は
こちらのネットショップでの購入も検討いただけますと幸いでございます。


ということで毎度ながら前置きが長くなりましてすみません、
当ブログでは30ミリサイズを紹介します!

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★アマゾナイト30ミリ勾玉①(ロシア産) 12,000円+税★
スノーフレークのような点々とした表情がこの石最大の魅力。
青系でこうした表情を示す石って他にありませんから貴重な立ち回りをしてくれています。

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★アマゾナイト30ミリ勾玉②(ロシア産) 12,000円+税★
この白い部分は「曹長石(アルバイト)」と呼ばれる鉱物です。
バンデットアマゾナイトと呼ばれる、縞々があるアマゾナイトでもよく出てくる言葉ですが青緑と白が織り成すこの独特な構造を「パーサイト構造」と呼んだりもします。

実は最近この石に人工的に色を入れたものが流通しつつあります。。。無礼ものめ!といいたい所ですが、海外では「見た目が良い方が人気に火がつく!」と思ってすぐに色を入れたがります。しかしそうした意図とは裏腹に日本では「鉱物そのままの美しさ」「自然の状態により近い状態で加工がされるか」を重視する人が本当に多いのですね。

私達バイヤーも、勾玉という古くからの形を加工させていただく訳ですから
できるだけ人の手が加わっていない石を選定していきたい。
その上でこの「アルバイト」という鉱物がちゃんと白い原石を選びました。

というのも、色を入れた原石ではこのアルバイトの白も染まってしまい変に色がついてしまうのです。きっちり見極めて染色のない原石を勾玉用にさせていただきましたよ!

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★アマゾナイト30ミリ勾玉③(ロシア産) 12,000円+税★

もちろん、パーサイト構造が弱い部分の原石を使うとアルバイトの表出が認められない場合がありましてそうした個体ではこの③番の個体のように均質な表情を示します。

でもこの勾玉は①②の個体と同じ原石を使って加工をしていますし、
染色の場合は変に色がついていますから、こうした表情の個体も「天然の色」として
安心してお買い求めくださいませ。

均質な個体にはシラーのように表面の結晶がキラキラと輝く個体も。。。
ぜひこちらの個体もお求めいただけるとうれしく思います。

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★アマゾナイト30ミリ勾玉④(ロシア産) 12,000円+税★
オンラインショップにて販売中!


個体によってはこんな風に青りんごのような色合いを示す個体もあります。
他にも、、、
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こんなにも表情豊かな勾玉はなかなかありませんよね~

アマゾナイトはマイクロクライン(微斜長石)という長石グループに分類されています。
この石に衝撃を加えたときに劈開面が完全な直角から少しずれるという特性があり、
それが微妙に斜めな長石、微斜長石と呼ばれる所以ですね☆
その微斜長石にこれまた微量な、「鉛(Zn)」が含まれる事でターコイズを思わせる青であったり、ヒスイを思わせる淡い緑であったり、素敵な個性を産み出しています。この微量ってところが面白い。鉱物全体の割合からしたら鉛イオンはごく1%にも満たない成分量なのでしょう。
それにも関わらず全体を青緑に染め上げてしまう。まるで一人の意見で周囲全体を動かしているような影響力です。
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★アマゾナイト30ミリ勾玉⑤(ロシア産) 12,000円+税★
この個体は①②に近い色合いですね☆

アマゾナイトはよく、タンザニアで採れるからタンザナイトみたいな感覚で、アマゾンでも採れるの?と思われがちですが、残念ながらアマゾンでは産出は報告されていません。
ではなぜこの名前がついているのか。
事のいきさつはこうです。
まずはじめにアマゾン川付近の鉱山ではアマゾナイトに良く似た石が採れたそうです。その石が売りに出されアマゾナイトと呼ばれるようになった。でもそれは今アマゾナイトと呼ばれている石とは異なる鉱物。
かたやロシアやウイグルでは後に今のアマゾナイトとなる石が産出します。それを見た科学者達はこう思ったわけです。
(…これってアマゾンで採れるっていうアマゾナイトという石なんじゃない?)
当時今ほど簡単に大陸を移動して確認することはできなかった時代、また標本を持っていたとしても顕微鏡のスペックも良くありませんでした。そこで勘違いが発生したのです。
実際は異なる鉱物のロシア産やウイグル産の産出量は多く、瞬く間にアマゾナイトとして売り出されると名前が広がっていきました。
後になって技術が高まって実際には違う鉱物と発覚した。

でも時に既に遅し。
すっかり名前は定着し後で見つかった石がアマゾナイトになってしまった。ちなみに元々アマゾン流域で見つかった石は珪酸分を含んだ水晶質の石であったのではないかと言われています。それもそれで気になるのですが、とても古い話なので特定はできないようです。石は怪奇譚の宝庫でもありますね。

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★アマゾナイト30ミリ勾玉⑥(ロシア産) 12,000円+税★
青みの強い細かな模様が特徴の個体です。
これはまったくの個人的な感覚なのですが、アマゾナイトを選ばれる人って「あっ!この人自分だけのアクセサリーにこだわっておられるんだな♪」と一目置いてしまうんです。
なんというか油絵でも日本画でもなく、私は点描画が好きなんですっていう感じ。
ちょうどこの勾玉も点描画のような色合いでしたのでそんなたとえにしてみました。
我が道を生きてる感覚、伝わりにくいですかね(笑)
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★アマゾナイト30ミリ勾玉⑦(ロシア産) 12,000円+税★
青空に白い雲が浮かんでいるような
ラリマーが海の水面を閉じ込めた勾玉なら
アマゾナイトは快晴の日の青空でしょうか。

千と千尋の神隠しに出てくる青空とかこんな緑っぽい青をしていたような気がします。

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★アマゾナイト30ミリ勾玉⑧(ロシア産) 12,000円+税★

強い光を当てているので柔らかな印象ですが
意外にぱきっとした色合いかと思います。
ターコイズともまた何か違う、みんな違ってみんな良いが天然石ですから。

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★アマゾナイト30ミリ勾玉⑨(ロシア産) 12,000円+税★

なおアマゾナイト、硬度的には6近くある鉱物なのですが
長石って意外に特定の方向への衝撃に弱い部分ありまして、
超音波洗浄機などには絶対に入れないようにしてください。

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★アマゾナイト30ミリ勾玉⑩(ロシア産) 12,000円+税★

ということでブログでの紹介はここまで。
青みの強い個体もおススメですが緑っぽい個体もぜひ検討してみてください。

他のサイズは下記リンクからお立ち寄りくださいませ。
では本日ここまで~!!

次の勾玉はなんと、、、国産!!
このアマゾナイトともぴったりの夏らしい勾玉です。
お楽しみに~!!

by stonebuyer | 2019-07-18 20:00