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しっかりと青いブルールチルクォーツ

こんばんは
サルオです。

本日はブルールチルクォーツのビーズを紹介させて頂きます。

まず、ブルールチルクォーツにつきまして、こちらは「ルチル」という名称がついておりますが、水晶に内包している鉱物はルチルではございません。
「ブルールチルクォーツ」は通称名です。

では内包物は何なのか、、、それはトルマリンであると思われます。
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まず最初に、今回紹介しておりますブルールチルクォーツは個体差が大きくないので、1石1石撮影をしておりませんので、ご了承下さいませ。

当社で「ブルールチル」と呼んでいる石の内包物はルチルではないことは先に述べさせて頂きました。
では、どのような鉱物の可能性があるのか、それは、トルマリンとトレモライトがございます。

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特徴としてはトレモライトの針状内包物は非常に細かく、それに比べるとトルマリンは太いイメージがあります。
そして、トルマリンの見分け方として、断面が三角形や六角形になっているものがトルマリンであると天然石の本に書いてありますが、はたしてルーペで分かるかな。

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★【限定23石】ブルールチルクォーツ8ミリ ビーズ ブラジル産 400円+税 ★

なんとなく三角形になっているような。。。いつも10倍のルーペを使っていますがもっと倍率の高いルーペが欲しいと思ってしまいます。
突き詰めていくと顕微鏡になりそうですが。

どちらにしても、これだけしっかりした太い針ならばトレモライトってことはないだろうと思います。

ということで、サルオ的結論はトルマリンです。

そして、ブルーカラーのトルマリンは「インディゴライト」と呼ばれております。
インディゴライトはカラートルマリンとして有名なエルバイト・トルマリンにあたります。

また、インディゴライトタイプのブルールチルが入荷したのはとっても久しぶりではないでしょうか。
今一番レアなタイプの「ルチルクォーツ」と呼ばれている系のカラーだと思います。

そして、今回は10ミリタイプも入荷しておりますよ。

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10ミリタイプの方もしっかりとした透明感があり綺麗ですよ。

インディゴライトのインディゴは藍色の染料を意味する言葉のようですので、このタイプのブルールチルは別名として「藍ルチルクォーツ」とも呼ばれています。
(しつこいようですが、正確にはルチルではなくトルマリンです)

最後になりましたが、今回フラッシュをつけて撮影しております。
このような光りを当てて撮影した場合には綺麗なブルーカラーに見えますが、通常の蛍光とかでは黒っぽく見えますので、ブルーカラーを確認されたい方は少し強めの光を当てるか透かして見ることをオススメしますよ。

最後までご覧頂きありがとうございました。


by stonebuyer | 2019-09-22 20:00 | 入荷情報 (ビーズ・ブレス)

当社スタッフが天然石や勾玉、ちょっとした日常をお届けします。


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