芸術は個性だ！ 個性が爆発！？マラカイトの勾玉
2021年 03月 26日
こんばんは。
サルオです。
先日松江にある総合運動公園に行きました。
そこに白い大きなオブジェが飾ってあり、そのオブジェの作者が岡本太郎氏であることに今さらながら気づきました。
その岡本太郎氏の名言が「芸術は爆発だ！」だったと思います。
今日のブログのタイトルはそこを意識して付けてみました。
ということで、本日は数ある鉱物の中で芸術的な個性を多く持つマラカイトの勾玉を紹介させて頂きたいと思います。
まずは、以前すぐるちゃんも紹介していましたが水玉模様の入ったマラカイトです。
マラカイトはめのうと同様に小さな微粒子の結晶が集合して出来た鉱物です。
そのため、めのうと同じく綺麗な縞模様を形成することがよくあります。
しかし、その中でもはみ出し者の模様といっても過言でないのが水玉模様です。
上の写真をみても縞の層に沿うような形で水玉模様が出来ているのが分かります。
マラカイトの大きめの結晶がそこにあったのか、独立した葡萄状のマラカイトが一瞬出来て、その後大きなマラカイトに吸収されてしまったため、このような模様になっているのではないかと思います。
どちらにせよ不思議な模様をしていますね。
続きまして、ギャラクシータイプのマラカイトです。
ギャラクシーとは僕も愛用しているスマートフォンのことです。
すいません。冗談です。だとしたら全く意味が不明ですもんね。
ギャラクシーは「銀河」という意味です。
その銀河を表す模様にそっくりです。
銀河といえば！なアンドロメダ銀河の写真がこちら
Kyoung-Sik ChoiによるPixabayからの画像
何となく、ギャラクシータイプのマラカイトの模様にも見えますよね。
続きまして、ストレートタイプの勾玉です。
まっすぐな縞模様が特徴のマラカイトです。
縦のストライプ模様のマラカイトの特徴は勾玉を背中から見ると天眼石のような眼の模様が見えるところにあります。
かつてヨーロッパの人もこの「目」の模様のマラカイトを邪悪なものを威嚇して追い払う意味でお守りとしていたそうです。
続きまして、横縞模様のマラカイトです。
横縞になると目は頭の上と下側に出てきます。
こちらは非常に細かい模様が特徴で、色の濃淡がはっきりしていて魅力的ですよ。
続きまして、ベルベットタイプの勾玉です。
正面から見るとなんの変哲もない模様に見えます。(よく見ると細かい亀甲模様はありますが)
しかし、横からみると不思議な輝きを見え瀬てくれるのです。
下の写真は光を当てて撮影しております。
ムーンストーンのシラーのような優しい光を放っているのが分かりますでしょうか。
ベルベットとはポルトガル語でビロードともいう繊維の生地のことだったと思います。
その生地のような不思議な光沢を放っているマラカイトで、シーン・マラカイトとも呼ばれているタイプです。
このタイプのマラカイトは原石からして特徴的ですよ。
もしよかったら「ベルベットマラカイト原石」で検索してみて下さい。
続きまして、ラテアートタイプの模様を持つマラカイトです。
角度的に②番の方が分かりやすかったのでこちらを紹介させて頂きます。
恥ずかしながら僕はラテアートを食したことがございません。
僕のようなおじさんが注文するには、大それた勇気が必要になってくるものではございますが、きっと女子力の高い人は好まれるのでしょうね。
インスタ映えもしそうです。
このように、マラカイトは個性がいっぱいです。
是非店頭でも面白い勾玉があるかもしれませんので、探してみてはいかがでしょうか。
マラカイトの勾玉と言えば、オンラインショップのお知らせページでも案内させて頂いておりますが、4月1日より価格が変わりますので、このお値段で購入出来るのも今月までですよ。
最後までご覧頂きありがとうございました。
by stonebuyer
| 2021-03-26 20:00
| 勾玉
