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カテゴリ:入荷情報 (原石)( 600 )

何のお花に似てますでしょうか?

おはようございます。
サルオです。

とってもかわいい原石のご紹介です。
その名も「フラワーカルサイト」です。

結晶の形状を楽しむことが出来るところが原石の一番の魅力ではないでしょうか。
その点カルサイトは最も面白い鉱物のひとつだとサルオ的には感じています。
といいますのも、比較的身近な鉱物でありながら色々な結晶の形を持つためにパターンが決まっていない、
例えばその形は、菱形、板状、六角柱状、針状、犬牙(けんが)状、釘頭(ていとう)状があり、双晶として産出されることもあります。

そいった多彩な形状で産出されることがこのカルサイトの魅力の一部だと思いますし、原石の魅力の一つだと思います。

そして、今日紹介させて頂くカルサイトはかなり個性的な形状をしておりますので、下のお写真をご覧下さい。

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★フラワーカルサイト原石 チャイナ産 310g 約:10.2x5.6x高さ7.7cm 12,960円(税込)★

カルサイトの形状として一番有名なものが菱形状になります。
これは、和名「方解石」の由来にもなっている、金槌で叩くと四角く分解する形状で、俗にいう「マッチ箱を押し潰したような形」といわれるものですが、このフラワーカルサイトは、どんな形状に当てはまるのでしょうか。

この形の結晶は僕が持っている本の中でも出てこない特殊な形状のため推測になってしまいますが、おそらく菱形の集合体、プラス一部犬牙(けんが)状でしょうか。

そいった結晶の集合体がまるで「花びら」のように見えるため「フラワーカルサイト」と名付けられました。
とても可愛らしい形状をしてますよね。
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★フラワーカルサイト原石 チャイナ産 310g 12,960円(税込)★

そして、実際にこういった花はあるのかな?と思い調べてみました。

個人的には花びらが連なっている感じが胡蝶蘭と思ったのですが、隣の席の花に詳しい方に「違うでしょ」と否定されてしまいましたので、他も探してみます。

ネットで検索する中ではダリアが近いかと思いましたが、いかがでしょうか。
そのダリアのお写真をウィキペディアから頂いてきましたので見て頂きましょう。
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似てる?似てない?・・・似てませんか?

隣の席の花に詳しい方が「モッコウバラに似ている」と教えてくれたのでこちらの画像も添付させて頂きます。
こちらの画像もウィキペディアより
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割としっくりきてますかね。
このカルサイト原石の一部を切り取れば似ているような気がします。

ちなみに、植物と一緒に飾るとこのようになりました。
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わりと違和感なく飾れてますでしょうか。
原石はこいったインテリアとしても活用出来るところも魅力の一つですよね。

この画像で先出しをしてしまいましたが、もう一回り大きいサイズの原石もございますので、そちらも紹介させて頂きます。

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★フラワーカルサイト原石 チャイナ産 660g 約:12.0x8.9x高さ10.1cm 27,000円(税込)★

先に紹介させて頂いた原石にも共通することですが、全体的にベージュ色をしております。
カルサイトは鉄分を含むことで黄色に発色するため、このカルサイトも微量な鉄分を含んでいるためこの色味になっているものと思われます。

この淡いやさしい色味もこのフラワーカルサイトの魅力の一つになっていると感じます。
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★フラワーカルサイト原石 チャイナ産 660g 約:12.0x8.9x高さ10.1cm 27,000円(税込)★

石の表面は硬度の低いカルサイトらしく、多少がさついていますが、それはカルサイトならではのことですので、ご理解頂きたいところではございます。

そいえば、カルサイトといえばカラフルなキャンディのような原石もありますよね。
メキシコ産のものを弊社でも取り扱っておりますが、
このグリーンカラーは微量に含むニッケルが影響して発色しています。
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また、ブルーからのカルサイトはストロンチウムにより発色をしております。
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カルサイトは一般的な鉱物ですが、硬度が低く、加工が難しいことからアクセサリーとして加工されるよりも原石として魅力を発揮してくれる石だと思います。
見た目もカラフルでかわいいので、お部屋を彩るインテリアとして是非オススメですよ。

最後までご覧頂きありがとうございました。


by stonebuyer | 2018-11-21 09:00 | 入荷情報 (原石)

引き続きユーパーライトです

おはようございます。
サルオです。

昨日の「何だコレ!?ミステリー」で紹介されていたユーパーライトを引き続き紹介させて頂きたいと思います。

その番組内での紹介タイトルにも「まるで「燃えるように光る石」」とありましたが、本当にそんな感じに見えます。
そのお写真がこちらです。
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そして、動画がこちらです。


ユーパーライトが蛍光している部分は方ソーダ石(ソーダライト)部分です。
ソーダライトの亜種である「ハックマナイト」は紫外線でピンク色に蓄光タイプとオレンジ色に光るタイプの2種類ありましたが、このユーパーライトの方ソーダ石はハックマナイトの後者のタイプに近い原理で蛍光しているのではないかと推測されます。

ちなみに、ハックマナイトのピンク色の蓄光は、方ソーダ石の成分であるCl(塩素)の一部がS(硫黄)に置き換わることでこの特殊な現象が生まれますが、後者のタイプは正直良く分かりません。
この件に関しては引き続き調べてみたいと思います。

それではお品物を見ていきましょう。
画像は1つのお品物に対してブラックライトを当てたものと、当てていないものの1つずつ掲載させて頂きます。
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★ユーパーライト 原石 Sサイズ 1 ブラックライト付 約35mm×24mm 重さ22g 16,200円(税込)★

まず、ブラックライトについて説明をさせて頂きます。
このユーパーライトはブラックライトの紫外線の波長によって蛍光する光りの色が変わってきます。
下のお写真も含めて、このブログに載せている全ての画像は365nmの紫外線を照射しております。

ユーパーライトをご購入頂いた全てのお客様にお買い上げ点数分のブラックライトを無料で付けさせて頂きますが、このブラックライトの波長は395nmですので、ブラックライトを当てるとピンク色に光ります。

この点をご理解頂けますと喜びます。

また、その395nmの波長で光った色味を写真で撮影したかったのですが、ブラックライトの紫色が強くてうまく撮影が出来ませんでした。
申し訳ございません。

ところで、上の写真と下の写真を見比べたときに、どの部分が蛍光して、どの部分が蛍光しないのかブラックライトを当ててみないと良く分かりませんね。
単純にブラックライトを当てていない状態で肌色っぽくなっているところが光るのかと思いきや、そうではなさそうですね。

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★ユーパーライト 原石 Sサイズ 1 ブラックライト付 約35mm×24mm 重さ22g 16,200円(税込)★

続きまして2つ目です。
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★ユーパーライト 原石 Sサイズ 2 ブラックライト付 約34mm×30mm 重さ20g 16,200円(税込)★

テレビでも宮廻さん(だったと思いますが)が言っていましたが、本当に神秘的な光り方としていますね。
まるで壮大な宇宙を連想させるようです。

この石を初めて見つけた人は、どうしてここにブラックライトを当てようと思ったのか、、、
正に奇跡の一品ですが、もしかしたら、我々の身近なところにもこのような石が知らないだけであるのではないか!なんて期待してしまいますね。
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★ユーパーライト 原石 Sサイズ 2 ブラックライト付 約34mm×30mm 重さ20g 16,200円(税込)★

テレビを見ているのたくさん落ちていそうな印象でしたが、実際は4時間探して1つ見つかるかどうかという場合もあるそうですよ。
その石を探している姿。どこかで見たことがあるような、、、
そうだ!ヒスイ海岸!

新潟県糸魚川市と富山県との県境にあるヒスイ海岸と似た雰囲気をもっているところですね。
ただし、ヒスイ海岸の場合1日中探しても1つも見つからないことが多々あるようですが、、、

そして、発見者のエリック・リンタマキ氏がユーパーライト発見ツアーを開催していて来年まで予約がなんだとか。
宝探しは楽しそうなので一度は行ってみたいですね。

ここからは一気に紹介させてた頂きます。
3つ目です。
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★ユーパーライト 原石 Sサイズ 3 ブラックライト付 約36mm×32mm 重さ31g 16,200円(税込)★

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★ユーパーライト 原石 Sサイズ 3 ブラックライト付 約36mm×32mm 重さ31g 16,200円(税込)★


4つ目です。
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★ユーパーライト 原石 Sサイズ 4 ブラックライト付 約35mm×29mm 重さ22g 16,200円(税込)★

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★ユーパーライト 原石 Sサイズ 4 ブラックライト付 約35mm×29mm 重さ22g 16,200円(税込)★


5つ目です。
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★ユーパーライト 原石 Sサイズ 5 ブラックライト付 約35mm×27mm 重さ17g 16,200円(税込)★

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★ユーパーライト 原石 Sサイズ 5 ブラックライト付 約35mm×27mm 重さ17g 16,200円(税込)★


ここからはサイズが一回り大きくなります。
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★ユーパーライト 原石 Mサイズ 6 ブラックライト付 約42mm×40mm 重さ55g 24,840円(税込)★
オンラインショップにて販売中!!

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★ユーパーライト 原石 Mサイズ 6 ブラックライト付 約42mm×40mm 重さ55g 24,840円(税込)★
オンラインショップにて販売中!!

7番目です。
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★ユーパーライト 原石 Mサイズ 7 ブラックライト付 約41mm×39mm 重さ59g 24,840円(税込)★

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★ユーパーライト 原石 Mサイズ 7 ブラックライト付 約41mm×39mm 重さ59g 24,840円(税込)★


8番目です。
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★ユーパーライト 原石 Mサイズ 8 ブラックライト付 約43mm×31mm 重さ40g 24,840円(税込)★

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★ユーパーライト 原石 Mサイズ 8 ブラックライト付 約43mm×31mm 重さ40g 24,840円(税込)★

そして昨日弊社でも事件が起きました。
試しに「出雲鏡石」にブラックライトを当ててみると、、、なんと光るではございませんか!
何が光っているの!と思い、石の表面を布で拭いてみると、、、光りが消えました。。。

つまり、石の表面についていた本の小さな誇りが光っていたんですね。。。
うん。残念ですが、知らないだけでブラックライトで蛍光する石は多いかもしれませんので、今後も色々試してみたくなりました。
なんだか、夢がある話ですね。


ここからは余談になります。
やっぱり気になるというか、新しい石なので情報が混乱しているところもあるのかも知れませんが、方ソーダ石(ソーダライト)は主にカルシウムから出来ているという説明は間違っていると思うのですが、、、方ソーダ石の成分はNa8Al6Si6O24Cl2ですよね。
つまり、成分はナトリウム、アルミニウム、珪酸、塩素です。
そして、テレビで載っていたあのユーパーライトの成分分析表の中で一番高く出ているピークを「カルシウム」と説明していたので、母岩を含めての成分分析なのでしょうか。それとも「ナトリウム」の間違い!?
「微量にカルシウムを含むために蛍光する」可能性もあるかも知れませんが、成分分析表には他のピークが何の成分なのか書いてなかったので良く分かりません。

もう一度ユーパーライトについて整理してみます。
あのブラックライトで光っていた部分は方ソーダ石で合っていると思います。
そして、母岩部分は閃長岩であるとこのこと、これは間違っていないでしょう。

つまり、あの全体感で見て成分分析をすると閃長岩の中に灰長石(アノーサイト)などのカルシウムを含む鉱物もありえると思うので、カルシウムが検出されることもあるでしょう。
しかし、やっぱり主にカルシウムで出来ているわけではないと思うのですが、、、

ということで、テレビの「カルシウムが原因で光る」という結論はどうも腑に落ちません。
情報が少ないだけにこのテレビの説明を聞いて混乱してしまいました。

あいかわらず、不明なことが多くネットから出しか情報を得ることが出来ないので、見当違いなところもあるかも知れませんが、いったん分かった範囲で僕が思っていることを書かせて頂きました。

しかし、謎が多いからこそ、気になって色々調べたりするのも鉱物の楽しみ方の一つですよね。
そういう意味では、かなりユーパーライトに楽しませてもらっています。

最後までご覧頂きありがとうございました。


by stonebuyer | 2018-11-08 09:00 | 入荷情報 (原石)

ユーパーライトの原石(本日2回目)

こんばんは
サルオです。

今朝のブログにて少し触れさせて頂きましたが、
ユーパーライトがテレビにて紹介されていましたね。

そして、朝に匂わせていたのは、もちろん弊社にもこの石のご用意があるからです!
といっても、まだまだ貴重なものであるため全店分の仕入れは出来ませんでした。
そのため、オンラインショップにて販売をさせて頂きます。

そして、その「ユーパーライト」お写真がこちらです!
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そしてこのユーパーライトにブラックライト(波長365nm)を当てると、、、
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★ユーパーライト 原石 Sサイズ 1 ブラックライト付 約35mm×24mm 重さ22g 16,200円(税込)★


黄色~オレンジ色の蛍光をしめます。
この光り方は「黄金に輝く」と言っても過言ではないと思いますよ。

また、この石の特徴を皆様により良く分かってもらうには動画しかない!ということでミスター動画マンさんに撮影してもらいました。
是非ご覧頂けますと喜びます。


石の産地:スペリオル湖(米国とカナダの国境付近)

ユーパーライトの最大の特徴はUVライトを照射した際に黄色く発光することです。
その現象は「蛍光ソーダライト」を多く含有するためだと言われています。

2017年夏、米国とカナダの国境沿いに位置するスペリオル湖周辺でエリック・リンタマキ氏により発見されました。
2018年に鑑別の結果、新種の鉱物ということが判明し、その鉱物は発見者のエリック・リンタマキ氏によりユーパーライト(YOOPERLITES)と命名されました。
2018年現在、発見地のスペリオル湖周辺ではユーパーライトを探すツアーが組まれるなど今、世界中から最も注目される鉱物です。

オンラインショップでは特集ページを作りましたので、こちらをご覧下さい。
オンラインショップはこちらから

原因は???
テレビでは光る原因は「カルシウム」とのことでしたが、方ソーダ石(ソーダライト)の成分にカルシウムは含まれていません。
一緒に紹介されていたカルサイトとトレモライトは主成分としてカルシウムを含んでいるので分かりますが、、、

これは独自調査しなければ!
ということで、詳細が分かるかどうかは分かりませんが、弊社でも独自に調べていきたいと思います。

ご覧頂きありがとうございました。


by stonebuyer | 2018-11-07 19:24 | 入荷情報 (原石)

ペグマタイトって何?

おはようございます。
サルオです。

今日の夜7時に何やら面白い石がテレビで紹介されるそうですよ。
何が紹介されるんでしょうか。謎の光る石らしいですが。。。
番組名は、、、言っていいのか分かりませんが、世界のなんだこれを紹介する番組らしいです。

僕も気になるので今日は残業せずに定時で帰りますよ!

それでは、本日紹介させれ頂くお品物を見て頂きましょう。
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★レッドトルマリン ペグマタイト丸玉63ミリ(マダガスカル) 11,880円 (税込)★

商品名が上に載っているので「何だコレ」はないですが、仕入先さんから入荷してきたときは正直「何だコレは」と思いました。
見た目と名前が!

見た目はまず、辰砂に見えないこともないですね。
白い母岩に赤い鉱物といえば辰砂。しかし、これはトルマリンです。
おそらく、エルバイトかリディコータイトでしょう。

そして、「ペグマタイト」。
この言葉は鉱物の本を読んでいると良く目にする言葉ですので、少し説明をさせて頂きます。

ペグマタイトとは、マグマが地下深くで固まって深成岩が出来る過程の最後にガスや水分などが集まります。
このガスや水分が空洞をつくり、その中で鉱物が成長していきます。
このような産状を「ペグマタイト」といいます。
特に花崗岩中に出来ることが多く、ペグマタイトといえば通常「花崗岩ペグマタイト」のことを指します。

ペグマタイトを産状とする鉱物は水晶などの石英やベリル、長石、雲母、トルマリンなどがあり、特に綺麗な結晶が出来やすい特徴があります。

従いまして、今回紹介させて頂いている丸玉は花崗岩中に入っているトルマリンになります。
拡大して見てみましょう。
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★レッドトルマリン ペグマタイト丸玉63ミリ(マダガスカル) 11,880円 (税込)★

花崗岩という岩石だけあって色々な鉱物が入っていそうですね。
出雲鏡石にもあった、石英や長石がトルマリンと共生していることが分かります。

ブラジル産のトルマリンはよく石英と共生していますが、花崗岩と共生しているところがマダガスカル産の特徴になるのでしょうか。
とにかく、いろんな鉱物が楽しめて面白いですよ。
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★レッドトルマリン ペグマタイト丸玉63ミリ(マダガスカル) 11,880円 (税込)★

そして丸玉はインテリアとしてもオススメです。

最後までご覧頂きありがとうございました。


by stonebuyer | 2018-11-07 09:00 | 入荷情報 (原石)

ラブラドライトの魅力を伝えたい!(本日2回目)

こんばんわ。
サルオです。

今週末の土日はこのブログのタイトル通りのすぐるちゃんが書く石放題ブログになりますので、今日は2回目の記事を書かせて頂きます。
というのは建て前で、ラブラドライトの動画が出来ましたので、すぐに紹介したい!ということでブログを書かせて頂きました。

まず、紹介するラブラドライトのお写真はこちらです。
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★ラブラドライトフリーフォームHC(マダガスカル産) 3,672円★

MORiKOさんも以前よく言っていたように、本当にラブラドライトの撮影は難しい。
光の当たる角度によってラブラドレッセンスが見えたり見えなかったりする上に、写真で撮るときフラッシュの光が反射して表面が白く光ってしまい、肝心のラブラドレッセンスが写らないことも多々あります。
綺麗に撮ろうと思うと、このように人の手で角度の調整が必要になってきます。

そのためラブラドライトの魅力を一番良くお伝えする方法はやはり動画しかない!ということで、将来の夢は映画を撮影することというミスター動画士の「べる」にお願いしました。
本社が配信している動画のほとんどはこの人が撮影&編集したものですよ。

その動画がこちらです。


やはり動画になるとラブラドレッセンスがしっかりと見ることが出来ますね。
写真ではこれは絶対に出来ません。

今さらですが、ラブラドライトが持つ虹色に光る光学効果を「ラブラドレッセンス」と呼びます。
このラブラドレッセンスが起こる要因については、アノーサイト(灰長石)とアルバイト(曹長石)の薄層が繰り返している間にマグネタイトやヘマタイトなどの金属鉱物の微細な薄層が繰り返して発達していて、その組み合わせで起きています。

ここで疑問なのですが、いったいどういう場合にどのような色の光が出るのでしょうか。
例えば紫やピンク色に光るラブラドイトは非常に珍しいことですが、どういう場合にピンクや紫色になるのか是非知りたいです。
これは、僕も謎なので今後勉強していきたいことの一つです。

そして、この動画に番号が付いています。
オンラインショップでは単品ごとに選べるようにしておりますので、是非オンラインショップの方も見て頂けますと喜びます。

簡単にオススメのものを紹介しますと、

まずは、虹色に輝く5番のタイプ
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★ラブラドライトフリーフォームHC(マダガスカル産) 3,672円★

好みは人それぞれだと思いますが、一つの面で下から薄い紫がかったオレンジ色、オレンジ色、黄色、黄緑色、またオレンジ色をはさんでの青色。
まさに、虹色の光学効果というには理想に近いと言ってもいいと思います。

続きまして、真っ青なタイプ
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★ラブラドライトフリーフォームHC(マダガスカル産) 3,672円★

ムーンストーンもそうですが、ブルーに光る鉱物はとても神秘的に見えます。
この吸い込まれるような濃い青色を見つめてみるとなんだかとてもリラックス出来るのは僕だけでしょうか。

この19番と対照的なものが13番です。
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★ラブラドライトフリーフォームHC(マダガスカル産) 3,672円★

まるで、黄金に輝くラブラドライト!
安土桃山文化の象徴「豊臣秀吉」が好きそうなラブラドライトです。

最後にご紹介するのは希少種の色味
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★ラブラドライトフリーフォームHC(マダガスカル産) 3,672円★

紫がかったピンク色に輝く8番です。
この色味のラブラドレッセンスは本当に少ないです。
僕の野望はこの色のラブラドレッセンスを持つビーズで一連のブレスレットを持つことです。

色々お写真で説明してきましたが、これらの番号を是非動画でも見てみて下さい。
写真とはまた違った角度で見る事ができると思いますよ。

最後までご覧頂きありがとうございました。


by stonebuyer | 2018-11-02 19:10 | 入荷情報 (原石)

古代日本人の心を魅了し続けている出雲石

おはようございます。
サルオです。

既に今週の火曜日から告知がされておりますが、
出雲石の原石が本日から解禁されました!
正直僕も最近まで聞かされておりませんでしたので、非常に驚いています。
なぜ驚いているかといいますと、出雲石は現在採掘されていない非常に貴重なものだからです。

そのあたりの詳細につきましては、弊社のオンラインショップ内の特集ページに既に書かれておりますので、そちらも合わせてご覧頂けると幸いです。
★出雲石の詳細ページはこちらまで【めのやの原点、「出雲石」】★

この特集ページで出雲石について細かくかかれておりますので、
内容はサルオ的な考察でお話させて頂ければと思います。
しかし、説得力はあると思いますので、長文になりますが是非読んで頂けると喜びます。
(信じるか信じないか○○○次第です)

古代中国において「玉(ぎょく)」といえば、ネフライトのことを指し、春秋戦国時代頃(紀元前500年~紀元前221年頃)から神聖視されていました。
この石は持つ者に力を与え、不死を約束する力を宿していると信じられていたようです。
また、古代中国では死後の魂の肉体帰りを信じていたから、遺体が腐らないように事を願って玉を一緒に埋葬したようです。
時代的にも不死を願った始皇帝もこの石の魅力に取り付かれた一人ではないかと推測されます。

では日本においてはどうだったのでしょう。
古代の日本は現代の日本語にも使われている「漢字」のように中国文化の影響を大きく受けております。
当然この「玉(ぎょく)」という中国文化も弥生時代後期(西暦200年頃)には日本に入ってきていると推測されます。

しかし、日本において「玉」と呼ばれる良質なネフライトは産出されませんでした。
そのため、当時の日本は何を「玉」としていたのか。。。

その一つは日本の国石にも認定された糸魚川や青海産の「翡翠(ひすい)」で、硬玉とも呼ばれ、これは間違いなく古代日本から「玉」であることは間違いないと思われます。
事実、出雲大社からもこの当時の越(こし)と呼ばれた古代の王国で採れた翡翠の勾玉が産出されています。
しかし、この「越(こし)」と呼ばれる王国はその後、滅んでしまい、そのまま昭和初期に再発見されるまで歴史の舞台から姿を消したといわれています。

では、この翡翠が姿を消していた間、何が「玉」だったのか。

もう皆さんもご想像通りだと思いますが、それが「出雲石」です。
出雲石の鉱物名は「碧玉(へきぎょく)(ジャスパー)」です。
碧玉の「碧」は「みどり」と読み、「ふかくあおい色。あおみどりの色。」という意味があります。

通常ジャスパーは、世界的に見ても赤や黄色、緑など色々な色を持ち、特定の色をイメージすることは少ないと思います。

つまり、日本においてはジャスパーといえば「碧(みどり)」であり、それは「出雲石」である。ということです。
その証拠こそが特集ページの下記の文言です。

「現在の奈良県・橿原市にある「曽我遺跡」は大和王権が勾玉作りの生産・流通を直接管理するために作った当時全国最大の工房跡と言われ、その遺跡からは大量の花仙山産の出雲石が出土しています。」

日本において古代より「玉(ぎょく)」として神聖視されていた宝石がまさに「出雲石」である!ということです。

それでは、お品物を紹介させて頂きます。
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★出雲石原石 約7cm × 2.5cm × 2cm 重さ約33g 14,580円(税込み)★

サルオらしくこの碧玉(ジャスパー)という鉱物について語りたいと思います。

主な成分は水晶やカルセドニー、めのうと同じく二酸化珪素(SiO2)です。
では、それぞれ何が違うかといいますと不純物の量によって鉱物名が分かれます。
従いまして、碧玉(ジャスパー)は不透明なカルセドニーというイメージのものとなります。
*ただし、めのうとカルセドニーの違いは縞があるかどうかです。縞模様があるものがめのう、ないものがカルセドニーになります。

では、この「不純物」とは何か。
この出雲石と呼ばれる碧玉の場合には「クローライト(緑泥石)」)を多く含んでいるため、緑色をしております。
出雲石はこのクローライトが堆積して固まり形成されています。

僕がネタばらしをしているみたいで多少恐縮しておりますが、特集ページの中に
「勾玉職人曰く、「緑が濃いと硬い、緑が薄いと粘りが出てくる」と言います。」
と記載されているところがあります。

これは、緑泥石成分が圧力により、ぎゅーっと固まったところは硬く色が濃い、しかし固まりが弱いところは、色が薄くなり、名前からも想像がつく通り、粘土鉱物である緑泥石の成分に近くなるため、粘土特有の粘りが出るためです。

しかし、上の写真くらいの色味であれば、ほとんど「カッチカチ」ですので、粘土のような印象はありません。
細かいところ感覚は職人が持つ感性の成せる技ではないかと思います。

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★出雲石原石 約7cm × 6cm × 3cm 重さ約77g 34,020円(税込み)★

質に関しては本当に好みになってくると思います。
社内の人に聞いても上の写真のように濃いものが好きな人もいますし、下の写真のように薄いものが好きな方もいます。

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★出雲石原石 約:60g 4.7cm×2.4cm×5cm 24,300円(税込み)★

碧玉の出来方として、もう一タイプございます。
それは堆積された緑泥石に珪酸分が流れ込み固まったものです。
このタイプは色が薄くてもしっかりした硬度があります。

それがこの上の写真のタイプです。
ごつごつしていなくて、ちょうど飾りやすい形の原石です。
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★出雲石原石 約8.5cm × 6cm × 2.5cm 重さ約166g 77,760円(税込み)★

個人的にはこういった色の濃いタイプが好きです。
性格的に鉱物の色味も料理の味付けも濃いほうが好きなんです。
碧玉においても、色が濃いほうが神秘的な美しさを感じてしまいます。

先月末に糸魚川産の翡翠の勾玉を販売させて頂いたときに人気が高かったのは、淡い色味の緑色が入っているものでした。
きっと翡翠がお好きな方は下のような淡い部分があるタイプがお好きなのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
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★出雲石原石 約13cm × 8cm × 4.5cm 重さ約536g 243,000円(税込み)★

10cmを超えるサイズですので、見ごたえは十分です。

ここからは余談になりますが、、、
特集ページに2012年10月に出雲石を採掘した話が載っていますが、この日僕は公休を頂いておりました。
そして、この日休んだことを今でも後悔しております。
と言いますのもこの採掘の次の日、工房の勾玉職人さんから「サルオさん!昨日休みでしたね!せっかく採掘現場を一緒に見ようと思って誘おうと思ったのに残念でしたね」、
四代目 新宮正明からも「サルオ!昨日採掘を手伝わせようと思って電話したのにおらんな」と言われて大ショックです。

その日採掘があることは知ってました。
しかし、この採掘場所は新宮家しか知ってはいけない秘密の場所だと聞いており、まさか僕も誘われるなんて夢にも思っておりませんでした。
僕も採掘の現場に立ち会えるチャンスがあったのに、その場にいることが出来なかったことを今でも後悔しております。。。

最後までご覧頂きありがとうございました。


by stonebuyer | 2018-10-11 09:00 | 入荷情報 (原石)

水晶に極太の内包物、、、これは何だと思いますか?(byすぐる)

昔の大河ドラマにはまっているサルオです。

縁結びの地“出雲”で新たに発見された「出雲鏡石」の勾玉・ブレスレットが10月9日から発売開始!


昨日の18:00より弊社オンラインショップで「出雲鏡石」の勾玉とブレスレットの販売を開始致しましたので、そのご報告をさせて頂きます。
この石は「とある機関」において監修して頂いた石ですので、その内容も含めて僕が語るよりも、下記のリンクをご覧頂いた方が良いと思いましたので、こちらをご覧下さい。
「とある機関」もここを見ると書いておりますよ。
★出雲鏡石についての特集ページはこちらから★

透明感のあるトルマリンを内包するとっても珍しい水晶


さてここからが、本日紹介させて頂く本題です。
先日すぐるちゃんがニヤニヤしながら近づいてきて、そして見せてきたのがこのルースです。
「サルオさん、これなんだと思いますか?」といきなり試してきました。

答えはタグに書いてしまっていますが、仕入先さんからは「インクルージョン水晶」としか明細に書いてなかったようで、すぐるちゃんの考えていることと答え合わせをしたかったのだと思います。
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★トルマリンinクォーツTOPグレード ルース 129,600円(税込み)★
サイズ:幅約33mm X 23mm X 高さ15mm 重さ:約23g

とりあえず、色々見てみた結果僕が出した答えはトルマリングループのエルバイトです。
ちなみに、このルースはまだ鑑別に出しておりません。
もしかしたら、同じトルマリングループのショールであるかも知れませんし、わずかながらリディコタイトの可能性もあることを承知して頂けると喜びます。

このルースはとっても考察しがいのあるお品物だったので先に紹介したい!と思い、先走って紹介してしまいました。
しかし、今となっては少し怖気づいてしまったので、ご購入を考えられておられる方がいらっしゃいましたらオンラインショップの方に「鑑別書希望」とご要望頂けますと喜びます。

まずは、トルマリンだと思った理由から説明させて頂きます。
それは、なんといってもこの結晶の形です。
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★トルマリンinクォーツTOPグレード ルース 129,600円(税込み)★
サイズ:幅約33mm X 23mm X 高さ15mm 重さ:約23g

内包物を正面から見ると六角形をしております。
トルマリンの特徴として、結晶の形が三角形や六角形になるので、トルマリンの条件に当てはまります。

ただ、この内包物の面白いのは中身が水晶になっていること!
下の写真を見て頂くと分かるのですが、この内包物は筒状をしております。
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★トルマリンinクォーツTOPグレード ルース 129,600円(税込み)★
サイズ:幅約33mm X 23mm X 高さ15mm 重さ:約23g

外側は完全に端から端までトルマリン、にもかかわらず、中身は全て水晶というのは初めて見ました。
これは、どうしてこんなことになったのか、、、謎過ぎるので、「鉱物の神秘」とさせて下さい。
、、、逃げたな。と思われても仕方ありません。私の知識では理論上での説明は出来かねますのでご容赦を。

また、「エルバイト」だと思った理由については下記の写真をご覧下さい。
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★トルマリンinクォーツTOPグレード ルース 129,600円(税込み)★
サイズ:幅約33mm X 23mm X 高さ15mm 重さ:約23g

この写真は下から強い光を当てた写真です。
外側のトルマリン部分が赤色で僅かに透明感があるのが、分かります。
通称「ブラックルチルクォーツ」としているものも、内包物は全てトルマリンですが、このような色味と透明感は全くありません。
ブラックルチルのトルマリンインクォーツは完全にショールですので、光を当てても真っ黒です。

つまり、透明感のあるトルマリンでこのような色味を持つものは「エルバイト」が一番可能性が高いためです。
また、過去にエルバイトトルマリンが水晶と共生している原石を見かけたことがあるので、その形状とそっくりだと感じたためです。
しかし、水晶に透明感のあるトルマリンが内包しているのはとっても珍しいことなのです。
また、筒状のトルマリンの中に1本細くて赤いトルマリンが内包しているのも面白いですね。

そういえば、この色味どこかで見たことがあると思いましたが、コンゴ産のルチル原石にも色味が似てますよね。
コンゴ産のルチルはこちらまで

しかし、やっぱり光沢が違います。
上記のリンクから見たルチルは強い光沢を持っていますが、このトルマリンはガラスのような光沢ですので、やはりトルマリンだと思います。

それでも、このトルマリンと水晶の間にとてもギラついた虹がしっかり出ているので、ある意味光沢もルチルに負けていませんよ!
肉眼とルーペとスポットライトだけでその鉱物が何かを考えることも、鉱物の楽しみ方の一つですよ。

本日も最後までご覧頂きありがとうございました。


by stonebuyer | 2018-10-10 09:00 | 入荷情報 (原石)

温泉の匂いがする鉱物

娘が「足の骨が折れた!床に足をつけることが出来んくらい痛い!」と大騒ぎしていたので、病院に連れて行ったら「軽い捻挫です」といわれました。
人一倍痛みに弱い体質を娘にまで遺伝させてしまったサルオです。
ちなみに、友達とぐるぐるバットをしていて、ふらついて転んだらしいです。
半年後には中学生になる女子のする遊びってこんな感じなんですかね?

とってもシンプルな成分である元素鉱物

この記事を書くにあたって既に僕の机周辺が温泉の匂いになってます。。。
成分:S(硫黄)のみ!
種類の少ない元素鉱物の「サルファー」です。
*元素鉱物とは炭素や自然金など一種類の元素から出来ている鉱物のことをいいます。
言い換えると、化合物になっていない鉱物ということです。

金属ではない元素鉱物といえばCと、このSが有名です。
Cは元素名を「炭素」というのに対し、鉱物名として「石墨」や「ダイアモンド」となります。
一方Sは先ほど述べたように元素名は「硫黄」、それに対して鉱物名も「硫黄」です。
読み方も変わらず「いおう」、「IOU」です。
ローマ字で書くと母音が3つ続くので集中治療室みたいな名前になりますね。

しかし、鉱物としてはとっても鮮やかな黄色をしていて魅力的です。
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★サルファー原石 アメリカ・ルイジアナ州産 4,536円(税込み)★
サイズ:約幅55mm x 奥行き35mm x 高さ30mm

う~ん。びっくりするくらい卵焼きに似てます!
香りも・・・卵の匂いに似てなくもないですが、よく言われるのが、硫黄は卵の腐った匂いという表現をされますね。
そして、それは正確には硫黄自体の匂いではなく硫化水素の匂いのようです。

僕も高校生の時の硫化水素を発生させる授業が化学であったのですが、その時の匂いを思い出します。
また、硫黄泉系の温泉でこの臭いがしますよね。

汚い話で申し訳ないのですが、調べてみると「屁」の臭いの原因一つにこの硫化水素があるそうです。
なぜ「屁」体内に硫黄(硫化水素)があるのか気になったので調べてみました。。。
これは、難しく、長くなってしまい、本題から外れすぎてしまいますので最後に書かせて頂きます。
興味のある方は最後のほうを見て下さい。
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★サルファー原石 アメリカ・ルイジアナ州産 4,536円(税込み)★
サイズ:約幅55mm x 奥行き35mm x 高さ30mm

特に意味はないのですが、サルファーインクォーツの原石があったので一緒に写真をとってみました。
当然ですが、水晶に内包されると色味は薄くなりますね。
鮮やかな黄色が好きな方は是非原石のサルファーをオススメしますよ。

しかし、しつこいようですが、この匂いをずっと嗅いでいると気分が悪くなるので、普段は密封性の高い容器などに入れて鑑賞することをオススメします。
そして、その容器を開けるときは十分な換気もした方が良さそうです。


ここからは、「屁」の話です。
屁のにおいの原因の一つが「硫化水素」であることは先に述べましたが、人間は体内で硫黄をつくるのでしょうか。。。

もちろん、体内で新しい元素を作り出すようなことは出来ません。
硫黄は食べ物から摂っております。
でも、硫黄って身体に良くないイメージがありますよね。

しかし、人間にとって硫黄は摂取しなければいけない元素の一つです。
といっても、硫黄そのものは絶対に食べてはいけません!
どういう形で食べるのかというと、たんぱく質として体内に摂取します。

必須アミノ酸という言葉をご存知でしょうか。
たんぱく質とは、各種のアミノ酸が連結結合して出来た高分子化合物であり、ご存知の通り、筋肉など身体を構成する化合物です。
そのたんぱく質を構成するアミノ酸は体内で生成することが出来ます。(セントラルドグマ)
しかし、全てのアミノ酸を体内で作り出せるわけではございません。
人体を構成する上で必要不可欠で、体内で作ることの出来ないアミノ酸が「必須アミノ酸」です。

その必須アミノ酸の中の一つ「メチオニン」が硫黄を含むアミノ酸で、卵に多く含まれているそうです。
硫黄が必要といった理由はこのためです。

そして、最終的に必要がなくなった硫黄を気体化した硫化水素が「屁」という形で体外に放出されます。
ということは、卵が大好きな人の屁はきっと硫黄臭くなんですかね?
汚い話で申し訳ございません。

本日も最後までご覧頂きありがとうございました。

by stonebuyer | 2018-10-03 09:00 | 入荷情報 (原石)

魚の眼のような石

おはようございます。
サルオです。

1週間くらい前に伏線を張らせてもらっていたのですが、気付かれましたでしょうか。

スティルバイトを紹介した時、アポフィライトの原石の写真を載せてましたが、本日は同じロットで入荷したグリーンアポフィライトの原石を紹介させて頂きます。

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★グリーンアポフィライト原石 インド産 41,040円 (税込み)★
約幅68mm x 奥行66mm x 高さ41mm

加工に向かない鉱物


この鉱物は硬度が4.5~5と低い上にへき開が一方向に完全であるため、非常に加工が難しく、ビーズなどの製品としてはめったにお目にかかれないものです。
仮にあったとしても、丸いビーズにしようとした気持ちは分かるけど、全く丸くないようないびつな形のビーズとなっているものがほとんどです。

今から10年以上昔の話ですが、
当時のバイヤーがこの石を仕入れた際、業者さんがポイントの先が傷つかないようにと気をつかったのか、グルーガンで付けられたホットボンドが全ての先っぽに付いていました。

そして、入荷した時にそのボンドを剥がそうとすると見事なまでに全て先っぽがポキポキ折れていき、ポイント状の結晶の頭が全て平らな面になってしまったいました。。。
びっくりするくらい簡単に先端が折れるので、ボンドだけ取るのは絶対的に不可能でした。

そんなアポフィライト結晶の特徴を身をもって体験したのですが、当時はちょっとした事件でした。
今だから言える話ですね。

和名の理由


アポフィライトの和名は魚眼石(ぎょがんせき)です。
この鉱物はポイントの柱面のほうから見ると、ぼーっと白く光って見えます。
その感じが魚の眼のように見えるために付けられた名前です。
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★グリーンアポフィライト原石 インド産 41,040円 (税込み)★
約幅68mm x 奥行66mm x 高さ41mm

そして、この光って見える面には、微薄な隙間が生じております。
アポフィライトがキラキラして見え、とても美しいのはその特徴のためです。
しかし、逆にいうと、ポイントの先端がポキっと簡単に折れてしまうのもこの性質のためなのです。

観賞用としては、このグリーンアポフィライトは透明感も抜群にあり、とても綺麗です。
特に明るいグリーンからが淡い光を放っているように見えるので、とても価値のある標本です。
アポフィライトが緑色に発色している原因は鉄によるものです。

そして、やはり沸石(ゼオライト)グループの鉱物と共生しております。
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★グリーンアポフィライト原石 インド産 41,040円 (税込み)★
約幅68mm x 奥行66mm x 高さ41mm

この肌色部分はスティルバイト(束沸石)であると思われます。
色味的にも全体的に淡いパステルカラーなので沸石がアポフィライトをより輝かせているようにも感じさせられますね。

本日も最後までご覧頂きありがとうございました。


by stonebuyer | 2018-09-30 09:00 | 入荷情報 (原石)

鋭い輝きを放つ鉱物

おはようございます。
サルオです。

昨日のすぐるちゃんのブログにもありましたが、今週末から出雲型勾玉として初登場の糸魚川産ひすいの販売が開始されますね。
すぐるちゃんから非常に熱い思いを長文に載せて書いてくれてましたが皆様最後まで読んで頂けましたでしょうか。
大変でしたけど、僕は3度ほど読み返しましたよ。

ということで、翡翠とは関係ないのですが、せっかくなので今週は緑色の石を紹介させて頂こうと思います。

光の分散度がダイヤモンドの4倍もあるスファレライト

光の分散度の説明をすると、とても難しいので簡単にいうと輝きを表す数値のようなものです。
それがダイヤモンドの4倍もあるということを考えるとダイヤ以上の価値があるように思えてしまいます。
しかし、スファレライトは硬度が低いことに加え、へき開性が6方向にあるために、非常に脆くアクセサリーには向きません。

鉱物としてのポテンシャルが高いだけに残念ですね。

そのため、今回は原石として紹介させて頂きます。

透明感のある非常に珍しいスファレライト


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★グリーンクレオフェーン母岩付き ブルガリア産 15,660円 (税込み)★
サイズ:約幅50x奥行51x高さ20ミリ

まず、クレオフェーンとは、スファレライトの中でも透明感のあるものに対して特別に付けられた名前です。

スファレライトはパイライトの原石についていたり、割と色々な原石に共生しているので目にする機会は多いのですが、大抵は透明感のない黒光りする鉱物の印象が強いと思います。

しかし、透明感のあるクレオフェーンになりますと、一気にレア感が増して珍しいものになります。

クレオフェーンの成分としてはZnSですので、硫黄に亜鉛がくっついた成分をしております。
このパターンの鉱物は、金属元素が変わるだけで色々あります。
例えば、
亜鉛のところが鉄に変わると「パイライト」
亜鉛のところが鉄と銅に変わると「チャルコパイライト」
亜鉛のところが鉛に変わると「ガレーナ」などなど

共通して言えることは全て透明感を持っているものが存在しないこと。
それを考えるとやはりクレオフェーンは希少なものと言えると思います。
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★グリーンクレオフェーン母岩付き ブルガリア産 15,660円 (税込み)★
サイズ:約幅50x奥行51x高さ20ミリ

ちなみにヘマタイトのような金属光沢を持った上の写真の鉱物もスファレライトですので、一つの原石で二つのパターンのスファレライトを楽しむことが出来ますよ

究極の輝きを放つカット石


このクレオフェーンは先ほども述べましたが非常に脆いためカットなどの加工にも向きませんが、仮にルースとしてカットが出来たものは非常に綺麗な輝きを放ち、そして非常に高価になります。
それだけ、加工することが難しいですね。

そして、カットされたルースはアクセサリーに加工しないことをオススメします。
もちろん理由は脆過ぎるためです。。。
ルース用のケースに入れて、その美しさを鑑賞するのが一番です。

そしてカットされたクレオフェーンのルースがこちらです。
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★クレオフェーンルース(ブルガリア産) 73,440円 (税込み)★
サイズ:約7x7ミリ 1ct

本当はもっとギラっとしているのですが、動画でないと表現が難しかったです。

本日も最後までご覧頂きありがとうございました。


by stonebuyer | 2018-09-27 09:00 | 入荷情報 (原石)