おはようございます。サルオでございます。
まだ始めたばかりなので、色々書きたいという事で、、、
ネタ切れを恐れず、石を絞らず、色々紹介させて頂きます。
①ペタライト7ミリブレス(ブラジル)
ペタライトはLi(リチウム)を主成分とする鉱物です。
リチウムは電池などの使われている金属元素ですが、
元素周期表を覚えるときの「すいへーりーべー」の「りー」がリチウムですよね。
個人的にはリチウムと聞くと「ピンク~紫色」を連想してしまいます。
下記は全て主成分としてリチウムを含む鉱物です。
写真は左から
エルバイト(ピンクトルマリン)成分:Na(Al,Li)6Al6(OH)4(BO3)3Si6O18
レピドライト 成分:K(Li,Al)3AlSi3O10)(OH,F)2
クンツァイト 成分:LiAlSi2O6
上の3つは面白い事に和名に全て「リチア」が入ります。
エルバイト→リチア電気石、レピドライト→リチア雲母、クンツァイト→リチア輝石
そして今回紹介するペタライトの和名は「ペタル石」!!
「リチア」は付いておりません。
上記の石に比べると色がないため地味に感じてしまうかもしれません。
しかし、リチウムはペタライトからはじめて発見されました。
昔は長石と思われていたようで、へき開性の影響で葉片状に割れることから、古い和名では「葉長石」と呼ばれていました。
しかし、純粋な長石ではないのでこの名称は好ましくないともいわれています。
でも、もし長石だったなら「リチア長石」でも良かったんじゃないかな?なんて思ってしまったります。

★ペタライト7ミリブレス(ブラジル産) 83,000円+税★
多少のクラックやインクルージョンはありますが、比較的透明感の高いビーズもございます。

★ペタライト7ミリブレス(ブラジル産) 83,000円+税★
②ペタライト ルース(ブラジル)
今度はルースを紹介させて頂きます。
③マルチトルマリン7ミリブレス (ブラジル)ダークカラー
こちらは宝石名「エルバイト」となるトルマリンです。
トルマリンの和名「電気石」はこの石に外部から圧力や熱を加えることで電気をおびることに由来しております。
この石は色により様々な名前を持っています。
赤色から濃いピンク---ルベライト
紫がかった色味---シベライト
緑色---バーデライト
紺青色---インディゴライト
今回ご紹介するマルチトルマリンのダークカラーは、ぱっと見は黒っぽいのですが、光をあてると色々な色が見えてきます。

★マルチトルマリン7ミリブレス(ダーク)(ブラジル産) 11,000円+税★

★マルチトルマリン7ミリブレス(ダーク)(ブラジル産) 11,000円+税★

★マルチトルマリン7ミリブレス(ダーク)(ブラジル産) 11,000円+税★
どうですか?
あけてビックリ玉手箱みたいで得した気持ちになりますね。
一昔前(多分5~7年前)中国でトルマリンのブームが起き、仕入値がとてつもなく高騰していった時期がありました。
その頃このタイプのトルマリンも信じられないくらい高くなりましたが、最近になってやっと価格が落ち着いてきてくれたな~と感じております。
④ウォーターメロントルマリンHC9ミリビーズ(ブラジル)
これは以前「すぐるちゃん」さんがウォータートルマリン認定(勝手に言っているだけですが、)を受けたトルマリン達です。
④番のビーズ。
このビーズこそウォーターメロントルマリンのモデルさんのようなれたビーズです。桜のピンク、芽吹く草木の緑、これから迎える暖かな春をわずか9ミリに閉じ込めたこのビーズ。
⑥番のビーズ。
ウォーターメロンというよりはリバーズ・ウォーターメロンですね。
でも透明感が高くてとても綺麗です。
本日は以上です。
リチウムを主成分とする宝石はまだありますので、いつになるか分かりませんが、第二弾で是非紹介させて下さい。
ご覧頂きありがとうございました。