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なんとも贅沢な盛り沢山なアメジスト

明日からダイエットを試みることに決めたサルオです。

バイカラー&ファントムアメジスト


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★エレスチャルアメジスト ルース ブラジル産 24,840円(税込み)★
サイズ:約27x18x厚み9mm

特徴が多いのでどこから話を進めていくか迷いましたが、まずはファントムについてお話させて頂きます。
この特徴的なバイカラーになっているファントムですが、通常水晶が持つファントムとは見た目が異なります。

水晶の場合、一度成長が止まったときに別の鉱物がくっつき、そして成長を再び始めるため、ファントムが見えるようになります。
しかし、アメジストに至ってはそのようなタイプのファントムではなく、途中で色味が変わるバイカラー状態としてファントムが形成されることがよくあります。

これは、原理として水晶のファントムが出来る要因と一緒なのでしょうか!?
そうです。見た目からもなんとなく想像できますが、要因は異なります。

ファントムクォーツは大きく2つのタイプに分けられます。
それは、前述の成長停止と再成長を繰り返すタイプと、今回紹介させて頂いているアメジストのように成長環境が徐々に変化していき層を形成するタイプです。

つまり、アメジストの紫色をつける要因となっている「鉄」が水晶の成長と共に周りの環境の影響で濃度が変化し、紫色の濃い部分、薄い部分が出来てファントムを形成しています。

そして、このルースをよく見ると5層のファントムを見ることが出来ので非常に面白いです。

鉄が水晶に及ぼす影響と内包物について


アメジストの紫色の要員が鉄によるものであることはお話させて頂きましたが、赤や黒など針状の内包物も鉄を主成分とする鉱物です。
このブログ内でも何度も語られてはいますが、また言わせて下さい。
これはゲーサイトとレピドクロサイトです。
両者は同質異像(同じ成分で結晶構造が違うもの)の鉱物です。

つまり、過剰に水晶に取り込まれた鉄分がゲーサイトやレピドクロサイトとなって水晶中で結晶化します。
一見針状の内包物に見えますが、下の拡大された画像を見ると、完全な針状ではなく鱗状になっていることが分かりますので、この両者が含まれていることが分かります。
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★エレスチャルアメジスト ルース ブラジル産 24,840円(税込み)★
サイズ:約27x18x厚み9mm

面白いのがファントムの錐面(ポイントの先っぽの面)に対して、垂直に規則正しくゲーサイトやレピドクロサイトが内包されているところです。
このことから、ゲーサイトやレピドクロサイトがアメジストの成長と共に同じ方向に伸びて行っていることが分かります。

よく、ゲーサイトやレピドクロサイトが平行して内包しているのはこのためで、成長の方向をうかがい知ることが出来ます。
そして、この特徴のお陰でキャッツアイ効果が出るので、その石の魅力を増幅させてくれます。

このキャッツアイ効果は今回紹介させて頂いているエレスチャルアメジストのルースも例外ではなく入っております。
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★エレスチャルアメジスト ルース ブラジル産 24,840円(税込み)★
サイズ:約27x18x厚み9mm

横から見てもしっかり内包物が入っていることが分かりますね。

おさらいすると、このエレスチャルアメジストのオススメポイントは
・アメジスト部分と水晶部分がはっきり分かれたバイカラー
・5層のアメジストファントム
・ぎっしり規則正しく内包されたゲーサイトやレピドクロサイト
・しっかりとした透明感
です。

ここからは余談です。
アメジストの名前のルーツについて、ギリシャ神話に登場する女性の名前が由来になっているそうです。
酒の神様「バッカス」が悪戯で少女を石に変えてしまった。
その少女の名前がアメシストさんです。

その伝説のためにアメジストと身につけていればお酒に酔わないなんて話までも作られたらしいですよ!
全くお酒の飲めない僕には信じられない話ですけどね。

本日も最後までご覧頂きありがとうございました。

# by stonebuyer | 2018-09-21 09:00 | 入荷情報 (ビーズ・ブレス)

まるで日本刀のような輝きを放つ天然石を内包した水晶

かつては日本を代表する鉱物だったスティブナイト


二度と胃カメラは受けまい!と心に決めたサルオです。

愛媛県市ノ川鉱山では明治時代に巨大なスティブナイトがたくさん産出されました。
しかし、当時の日本人はその素晴らしさに気づいておらず、良品のほとんどが海外に流出してしまったそうです。
そして、世界の博物館の鉱物部門では日本産のスティブナイトが輝いているそうです。
なんとも残念な話ですが、10年くらい前にこの愛媛県産のスティブナイトのすごい標本を僕の地元に程近い兵庫県の生野銀山の鉱物博物館で見た記憶があります。

そして、日本刀のような鋭さをもつ輝きに圧倒されて、その魅力の虜になりました。
現在ではもう生野銀山にはないそうですので、その時写真を撮っていなかったことを今でも後悔しております。

スティブナイトインクォーツ4mmビーズ

まず、この石の産地についてですが、現在国産のスティブナイトはほぼ枯渇しておりますので、残念ながら日本産ではございません。
こちらは中国産のスティブナイトインクォーツです。
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★スティブナイトinクォーツ4mm (中国産) 700円+税★

おそらく今まで4mmサイズのスティブナイトインクォーツは初めてではないでしょうか、
ビーズが小さいだけに、水晶にしっかりスティブナイトが入っているのでとても見栄えがあります。
そして、スティブナイトらしい金属光沢も健在ですよ。
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★スティブナイトinクォーツ4mm (中国産) 700円+税★

複数の結晶が集まっているものも魅力的ですが、個人的には1本太いのがズバっと入っているもの方が好みです。

そういえば、僕の知る限りこのスティブナイトインクォーツが出回り始めたのが2009年前後くらいだったように記憶しております。
その時、業界の中でも注目され話題になったのですが、あれからもう10年くらい経ったんですね。
この先10年の間にどんな新しいものが出てくるのか楽しみですね。

ここからは余談ですが、もしかしたら、わずかな方でも胃カメラの結果が気になっておられる人もおられるかも知れませんので報告させて頂きますと、、、

結果は胃カメラをするほどのことではない軽い胃炎でした。
胸焼けが本当に辛いと思ったのですが、生来僕は痛みに弱くて大騒ぎする癖があるようです。
なので、やはり胃カメラでも大騒ぎをして看護師さん達に「もうすぐ終わるから。頑張って。」など大いに励ましを頂きました。

あとで知ったのですが、この看護師さんは妻の中学時代からの同級生でお友達とのこと。
きっと、「あいつ、たかが胃カメラで大騒ぎしとったよ。」なんて二人で酒の肴にされるんだろうなと思うと悔しいです。
あらかじめ知っていたら僕もきっとクールに決めてたはずなのに、、、(いや無理か)
とりあえず、僕の鼻の穴が小さいせいか、とても苦しい体験でございました。

本日も最後までご覧頂きありがとうございました。

# by stonebuyer | 2018-09-20 09:01 | 入荷情報 (ビーズ・ブレス)

世界中の人が魅了された空色の宝石

トルコでは採れないトルコ石

本日、人生初の胃カメラを体験するサルオです。
いや~今日という日が来なければいいのに、、、なんて思っていると眠れませんでした。
なので今日はこのブログを朝4時に書いています。

ターコイズの和名は「トルコ石」ですが、トルコでは産出されないのは有名な話です。
誤って「トルコ」という名前が付いてしまったのは、産出地のペルシャ(現在のイラン)からトルコを経由して地中海方面に持ち込まれたのが要因です。

現在では「ターコイズ」の産地というと中東よりもアメリカやメキシコ、中国産が一般的です。
本日紹介させて頂くターコイズの丸玉は、メキシコ産のかなり上質なターコイズですよ。
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★ターコイズ丸玉30mm 86,400円(税込み)★

上の写真は一番綺麗なところを撮影した写真です。
とっても鮮やかで綺麗な水色をしていますね。

しかしやはりインクルージョンは入ってきてしまいます。
そのお写真がこちらです。
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★ターコイズ丸玉30mm 86,400円(税込み)★

この黒っぽい内包物はゲーサイトです。
よく見かけるスパイダー模様のターコイズを作っている黒い内包物もゲーサイトの場合が多いです。

ターコイズは構造上、結晶粒どうしの空間が存在しています。
硬度も5~6と決して高くはないため、カット、研磨などの加工にはあまり適していません。
そのため。ターコイズの強度を上げるために広く一般的に樹脂含浸処理が施されています。
(その加工をスタビライズド加工といいます)
このターコイズの丸玉も例外ではなくスタビライズド加工が施されていますが、着色はしておりませんのでご安心下さい。

全く関係ない話ですが、トルコ石を漢字で書けますでしょうか。
天然石の本を見ているとターコイズの和名として漢字で「土耳古石」と書かれていました。

つまり国名のトルコの漢字って「土耳古」なんですね。
「つち・みみ・ふるい」ってとってもシュールで面白いです!
そんな状況を想像してみたのですが、僕の硬い頭ではイメージが浮かびませんでした。

あて字にしても「耳」を「る」とは読みませんよね。
謎です。謎過ぎます。。。という事でグーグル先生に聞いてみました。

すると、過去にヤフー知恵袋でこの質問をしておられる方がいました。
どうやら、中国由来の可能性があるようで、元々中国で付けられた「トルコ」の漢字から来ているようです。
つまり中国では「耳」を「る」と読むんですかね。
分かりませんが。。。

本日も最後までご覧頂きありがとうございました。
それでは、元気に胃カメラに行ってきます。

# by stonebuyer | 2018-09-19 09:00 | 入荷情報 (原石)

商品名をつけるのが難しい宝石

似た色味で3つの名前を持つベリル

ついに水木しげるロードに行ってきたサルオです。

本日はペンダントトップの紹介です。
早速お品物を見てみましょう。

ちなみに、このペンダントの宝石名が何か分かりますでしょうか。
ヒントはベリル族の鉱物です。
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候補が3つございます。
「ヘリオドール」「イエローベリル」「ゴールデンベリル」

この石は「イエローベリル」です。
全て黄色を軸にした色味の違いですが、それぞれ正式に名称が分かれています。

以前はこの3つの名称のベリルは全てヘリオドールと呼ばれていたそうですが、現在では黄緑色をしたベリルのみ「ヘリオドール」という名前になるようです。
そして、黄色いベリルが「イエローベリル」オレンジ色がかっているベリルが「ゴールデンベリル」となります。

毎度この黄色い色味のベリルがどれにあたるのか迷います。
はっきりと色に違いがあれば分かりやすいのですが、微妙な中間色のときは本当に困ってしまうときがあります。
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★イエローベリルSVST 23,760円(税込み)★
石のサイズ約11mm×6mm×4mm

透明感の非常に高いイエローベリルです。
ビーズでもこの色味でこの透明感のものが欲しいなぁと思いますが、今まで見たことがありません。
やはり、貴重なものはビーズにならずペンダントトップなどのアクセサリーになるんですね。

その方が石を最大限無駄なく使えますからね。

話は変わりますが、リニューアルされた水木しげるロードに行ってきました。
場所は鳥取県境港市です。
島根県の県庁所在地である松江からは大根島を通って巨大な橋を渡って行きます。
この巨大な橋は少し前に自動車のCMで「べた踏み坂」として使われていたので有名になりましたね。
実際には僕のオンボロ軽自動車でもべた踏の必要はなく十分登れますよ。
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水木しげるロードではきたろうなどたくさんの妖怪の銅像があります。
何体あるのか全く分からないくらいたくさんありますよ。

リニューアルして変わったところは、僕が気づいた限りではアーケードがなくなっていたくらいですかね。

でもおいしいものを食べ歩きしながらスタンプラリーをしていくだけでも十分楽しめますよ。

そして「たまゆら 境港店」もありますので宜しくお願いします。

本日も最後までご覧頂きありがとうございました。

# by stonebuyer | 2018-09-18 09:00 | 入荷情報 (ペンダント)